Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

子供のお手伝い~テーブルマット準備&片付け~

2016-05-26 | 生後34ヶ月

【2歳10ヶ月】
我が双子は1歳になった頃から、離乳食用テーブルマットを愛用してきました。ゴム製だからジャブジャブ水洗いできるだけでなく食洗機にも対応、食べこぼしをキャッチするポケットが子供の胸辺りにくるようになっているので、離乳食が終わり、幼児食になってスタイを使わなくなっても重宝して使っていました。


ところが・・・「大人と同じ」が良いらしい…。ある日を境に、まず娘が子供用テーブルマットを使いたくないと言いだし、おそらく何にも考えていなかった息子までが右ならえで、二人そろって拒否し始めたんです。ああ、とても残念…。
代わりに、大人と同じテーブルマットを使いたがります。このテーブルマット敷きを率先してやってくれるので、シメタ!とばかりにママン、習慣化させました。
「ご飯、食べるよー!」と言うと、走ってきてテーブルマットを準備、そしてテーブルの家族が座る位置にそれぞれ、敷いてセッティングしてくれます。


意図していなかったことに、食事前にテーブルマットを敷くだけという、そんな簡単なテーブル準備をしてもらうだけでも、それまで遊んでいた子供たちが、これまでのようにモソモソすることなく「食べるぞー!」モードになってくれると言う福効果!


そのうち、片付けもやりたがるようになったので、テーブルを拭き終わる際には、双子へテーブルマットを手渡すようにしています。最初は、テーブルマットを棚に置いておくだけだったのですが、それだとツルツルしたマットは子供の手では扱いづらいらしく、棚の横から滑り落ちてしまったり、思いもよらぬ所へ片付けてくれるので、「テーブルマット入れ」を作ってみました。もうコレクションしているとしか思えないピザのデリバリー箱で。


これがね、「ここにテーブルマットを入れる」という目に見える定位置ができただけで、上手に片づけられるようになったんですよ! 二人でテーブルマットを取り合いするのが、ちょっと難ですけどね。


ミックスツインズに起こりうる悩み☆その2

2016-05-21 | 生後34ヶ月

【2歳10ヶ月】
保育園クローズ8日目。毎日まいにち2歳児2人に付き合わされて気が狂いそうになっているママン、今年も「主人ナシ双子付き」で片道450km離れた義両親宅へ泊まりがけで遊びに行ってきました。じぃちゃん、ばぁちゃん、思いっきり双子の相手をしておくれ~。
今回の双子は、ぜんっぜん泣きませんでしたよー。さすがにもう、祖父母を認識したのでしょうね。

今日は暑い日でした。なんと30℃! この季節はまだ、お天気がよくても20℃ぐらいまでしか上がらないシャモニ人からしてみたら溶けてしまうような陽気。さっそく双子は庭遊びです。義父が蚤の市などをまわり、中古の三輪車とキックボードを用意しておいてくれました。もちろん、双子には初めての遊び。
キックボードは娘が大好きなピンク色で、おまけにキティちゃんまで付いているから、自然と娘のものへ。最初は乗り方が分からず、ボードに両足で乗っているので、「片足を乗せて、もう一方の足で地面を蹴る」とお手本を示したら、のみこみが早い、すぐに乗れるようになりました。バランスを上手に保っていられるのも、いつもペダル無し自転車を乗り回している効果かなあ。


そうなると、三輪車は息子のもの。ところがですね、「三輪車をこぐ」って難しいんですよ。今までペダルを漕いだこともないんですから。お手本を見せてあげたくても、チビなママンですらさすがに三輪車へまたがればキチキチで、ペダルを前に押し出すように漕ぐんだと言いたいんだけど、上手にやって見せてあげられない。ちょっとこれね、全身運動でしたよ! 自分で体感してみて初めてわかる、今まで「ペダル無し自転車があるから三輪車は要らない」と思っていましたけど、自分で漕がなければ進めない三輪車は体の成長に必要と感じました。


自分でこげなくても、息子は楽しそうにしていました。娘が登場するまでは・・・
ママンがギッコンバッコンと三輪車の乗り方を息子へ説いている間、爽やかにキックボードで遊んでいた娘、ちょっと息子が三輪車を降りているその隙にやおらまたがり、いとも簡単にペダルを漕いでしまった! じぃちゃん、ばぁちゃん、嬉しくてはやし立てる。


その後、息子の姿が見えなくなったな~と思えば、庭の隅で座り込んでいました・・・そりゃ、そうだよね、頑張ったのに乗りこなせなかった三輪車、目の前でスーッと妹に乗られちゃった日には、立つ瀬がないよね…。
女の子の方が発育が早いと聞きますが、最近はこんな事が多くて、ミックスツインズのママンはどうしたものかと思い悩んでいます。同じ月齢、同じ経験値、なのに娘は何でも先にこなしていってしまう・・・1歳代ではそんなこともなかったのに、2歳半を過ぎた頃から、妹に先を持っていかれる息子が、癇癪を起こすか、いじけるか…。結局、自転車にしたって滑り台にしたって、体つきがドッシリと安定していて力も強い息子の方が、最後には上手に遊びこなしているんですけどね。息子の目を気にして、娘を褒めないのもどうかと思うし…。


幼稚園見学会

2016-05-20 | 生後34ヶ月

【2歳10ヶ月】
今年の9月から進学する幼稚園( Ecole maternelle )で、見学会( Portes ouvertes )が開かれました。これは、普段はいれない学校での生活を親御さんへ紹介するオープン・キャンパスのようなものです。公立校なのにそういったものがあるなんて・・・日本でもありますか?

学校近くへ車を停めたところから、私はちょっと考えこみました。今の保育園には目の前に大きな無料駐車場が設けられていて、我が双子がまだ歩けなくてオンブに抱っこで登園していた頃は、ずいぶん助かりました。でも、今度の幼稚園は街中にあり、門前に駐車するスペースもなく、近くのパーキングは全て有料で、そこへ来て、幼稚園の開門は8時20分から40分まで、時間を過ぎれば施錠されてしまうというのだから、まだ足取りがフラフラしている双子を連れての通園、これは親も試練ですよー。


幼稚園では、複数の先生が交代で園内を案内してくれました。教室の他にも、体操ルームから学生食堂まで! フランスの幼稚園児は、「教室でお弁当」ではなく、「学食で定食」を食べるわけなんですよ~。ここにも専門のお世話係りがいて、まだグッチャグッチャでしか食べられない我が子を助けてくれます。
幼稚園の廊下には、絵の具や色紙でデザインされたクラスメートの顔写真や、授業で作ったと思われる作品が一面に貼られています。日本だったらロッカーであろうところの個人の所有物置き場は、コート掛けがあり、その上にプラスチックカゴが置かれていました。カゴの中には「上履き」が・・・これも入園前に用意する物の一つです。体育の時間に履きかえられるよう準備するのですが、日本だったら、何となく真っ白な前ゴムの上履きのイメージが誰にもあって、一様に同じような物がそろいそうなところですが、もう色も形も様々。いったい、どんな上履きがこの幼稚園生活に合っているのか、全く参考にならないぐらい。


教室内はさらに多色で、オバチャンは目がチカチカしましたよ。壁に天井に子供の作品が飾られ、あっちには組み立てるおもちゃ、こっちにはパズルと、教材がコーナーで分けられて見える化されて置いてありました。うーん、集団生活を育むというよりは、個人の能力を引き延ばすと言った印象を持ったのは、私だけかなあ?


昼寝ルームも見せてもらいました。年少クラスのみ、13時から15時ぐらいで昼寝時間が設けられていて、「シーツ」を準備するように言われています。「サイズは?」「どんな風に寝かせるの?」と疑問がありましたが、薄手の寝袋を使っている子がほとんど。お腹がはだける心配はないだろうけど、夏は暑くないのかなあ? あれは、どこに売っているのでしょう? 家はおねしょの心配があるから、別々に洗えるシーツと掛け布団を用意しようかな・・・


まあ、こんなそんなで9月から我が双子、新しい生活が始まります。って、パンツにお漏らししている限り、受け入れてもらえないんですけどね。ハハハ


子育ては公園が一番☆

2016-05-17 | 生後34ヶ月

【2歳10ヶ月】
保育園クローズ4日目。今日は初めてママ友ちゃんと示し合わせて、公園の遊具で遊びました。春になって我が双子も、町の中心にある公園へ出かけることが日課となりつつあったのですが、これまでの3歳児以下用の小さな公園ではなく、複合遊具のある大きな公園デビューを果たしたのです。こちらは対象年齢が3歳児以上、よく小学生も遊びに来ている公園です。こういうのものね、公園に対象年齢があるなんて、子育てするまで知らなかったよなあ~。

とにかく、初めてのお友達・3歳1ヶ月児ちゃんが運動能力と言ったら! よく動くし、怖いものナシ。手だけでぶら下がってみたり、足をかけるところがあればどこでも登って行っちゃうし、大人の背丈よりも高い位置からのぼり棒の周囲にループがついているような遊具を一人でスルスルと降りてきます。初めてママ友ちゃんが走り回ってフォローしているけどね。
それに感化された我が双子、これまで触りもしなかった遊具に、今日は果敢にチャレンジ。他に子供が少なかったせいもあります。双子は、未だに他所の子と交われません。息子は多少、同じ遊具に知らない人が来てもマイペースを保てるのですが、娘は気づいた途端、走ってママンのもとへ戻ってきます。例えば、先日も滑り台で遊ばせていた時、ハシゴの登り方を足に手をかけて教えていると、同じぐらいの年齢の子供が「僕にもやって!」と寄ってくる、我が双子はぜーったいこんなこと出来ません。知らない人に話しかけてなんていかない。主人などは、「3年近く誰かといつも一緒にいる環境なんて特別すぎる。当然、相方がいれば他は要らなくなるでしょ。やっぱり時には、双子別々の行動をさせなければ!」と言うんですけど、何もそんな無理やり環境を変えてまで双子を引き離さなくったって…、と思う私は甘いのでしょうか?

ところで、他所の娘さんだけでなく、家の娘も色々なことが出来るようになっているのに驚きました。のぼり棒ループも難なくクリア。「手を離すと落ちるからね!」と一言、注意点を教えてあげれば、ぜったいに離さない。ちゃんと理解できるのですよ。これまでは、子供に「危ないよ」と言っても、どこまで分かっているのか不安があったママンですが、大丈夫だいじょうぶ。脚力だけではなく、腕の力もついていることを新発見しました。


双子が大好きな滑り台も、大きい公園のものはハシゴを登るか、こうやって低い位置からロープ上を横トラバースしながら登るかしないと滑れないのですが・・・


娘は平気で鉄棒にぶら下がっちゃったりして、ママンを恐怖に陥れる・・・


何で今日に限って、滑る長靴なんて履いてくるんだろうね、この子は。雨も降っていないのに…。でももう、洋服選びとかそんな小さなことぐらいで癇癪持ちの娘と戦う元気は、ママンに残っていませんよ。


ああ~、みるみるうちに登っちゃった! こういう時、私は子供になーんにも冒険させてあげられない性格なんだな、と思い知らされます。初めて友達ちゃんがやってみせてくれる→「ああ、もうそんな事ができる月齢に達しているんだ」と、まず私が理解する→双子へチャレンジするよう促す→けっこう平気でやってのける…。だから、だから、小さい頃から同じ年齢の友達を持つことは大事なんですよね。ママンにとっても。


ところで、相方の息子くんは、と言うと・・・
初めてママ友ちゃんに「やってみる?」と誘われれば、一番に遊具へ飛びつくモチベーションの高さはあるのですが、いかんせん身体が重い、固い…。おーい、膝が伸びきってるよー。体育の授業の度に泣かないといいなあ~と思う、ママンです。



子供のお手伝い~種まき~

2016-05-16 | 生後34ヶ月

【2歳10ヶ月】
庭の畑へ、買ってきた苗が枯れてしまう前に植えたいのに、保育園お休み中の二人がお手伝いをしたがるので、遅々として進みません! 予定外ですが、種まきをしてもらうことにしました。
大きな木製コンテナに、家庭菜園用の土を入れます。ママンが土をバケツへ入れ、双子へ交互に渡すと、その土をコンテナへ空けてきてくれます。半分も入ったら、「さあ、種まきするよー!」


ねえねえ、指を閉じたまま手を広げてくれないと、種がこぼれちゃうよ・・・手遊び歌もイマイチな息子は、種を受ける手の形ができません。「パーにして!」と言えば指を思いっきり広げてしまい、「その指を閉じてごらん」と言えばグーの形にしてしまう…。娘が「こうやってやるのよ。」と見せてあげるのですが、難しいようで…。う~む


「パラパラと少しずつ種をこぼすのよ。」と教えるんだけど、何回やっても、手のひらを返してバッ!でも、気持ちだけはあるみたいで、空になった手をヒラヒラと振る双子・・・


仕方がないから最後は、土の表面をグルグルかき回して種を散乱させちゃうという・・・本当にこれで、芽は出てくるのでしょうか?
仕上げの水やりまでやってもらいましたよ。それだけでは飽き足らず、まだ植え途中の畑の苗にまで水をかけてくれました。ここはさすがに男の子、力持ち。息子の方が娘より安定して、ねらいを定めて水やりすることができるんですね。


あれ? そういえば昨年に買った子供用ジョウロ、どこ行っちゃったんだろ? 引越しすると、こうなっちゃうんですよねえ・・・って、家だけ?