Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

妊婦時代

2014-05-15 | 出産・育児

近所に日本人女性が引っ越してきました。何とフランス式8ヶ月の妊婦さん、出産までもう1ヶ月をきっているー!!最後の最後になって、ご主人のいるフランスで産もうと覚悟を決め、飛行機に乗れるタイムリミットぎりぎりで1ヶ月ほど前に日本からやって来たそうで。初めての出産、知らない土地で言葉も仕組みも分からないことだらけ、そんな折にこのブログを見つけたんだそうです!そっかー、私のブログもちゃんと公開されているんだ。

今日はガイヨン池で初対面、お腹が大きいからすぐ本人と分かりました~。初めましてなのに会って最初にしたこと、「お腹、さわっていい?」
本当にポコンと大きい、私もこんなお腹してたんだー。それでね、自然と口に出た言葉、「幸せな時間ね。」
そう、妊婦時代、本当はつらかった。「動いたら出ちゃう!」と思うと、眠れないのに寝返りもうてなかった。好きだった物も食べられなくなった。集中力に欠けているのか、フランス語を聞くのも本を読むのもしんどかった。これは内緒だけど、頻尿になって主人が香水を買ってきた。でも、今ふり返れば、お腹の子を、自分の体を、大事だいじにいたわった9ヶ月は『幸せな時間』。
そう言えば、同級生ママンが管理入院中にお見舞いに来てくれた際、面白いことを言っていました。「出産の時の話ってさ、みんな昨日のことのように覚えてるんだよ。」
彼女も妊娠中、近所のママンと立ち話をしたら、そのお子さんはもう17歳なのに、事細かに詳細を語ってくれたそうです。そこで私も、先輩ママンへ試しに聞いてみたら、ホント、病院へ駆け込んだことまで覚えてる。そのお子さんって、私とそんなにかわらないのに!
私もね、衝撃だったことを覚えてます・・・最初の子が取り上げられた瞬間、「元気な男の子ですよー。」「えっ?」
だって、下にいる方が女の子だと、エコーでそう言われて、だからずっとそうやって話しかけていたのに、えーっ、もしかしてフランス語を聞き間違えてた!?もう、誕生の嬉しさよりも、付き添ってくれた隣の主人の「オイ!」と言う突っ込み視線をビシビシ感じつつ、頭の中で「???」がグルグル回転していたことは、忘れられません…。

とにかくとにかく、初対面の彼女とは、よくしゃべりました。こんな新米の分らないことだらけの私が、育児アドバイスとかしちゃってさ。
20140515