Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

おままごとの出来ない現代っ子

2017-03-30 | おもちゃ・遊び

【3歳9ヶ月】
まだ初春なのに暑いぐらいの今日。3月なのにフランス全土で20℃超えだってさー! 地球が心配です…。


こんな晴天の日は、学校帰りの双子、もうすぐお風呂の時間だっていうのに(我が家は夕食の前にお風呂)、ちっとも外遊びから帰りたがりません。つい先日、裏の家からお古のプレイハウスをいただいたものだから、嬉しくって、大好きだったブランコもそっちのけでプレイハウスから出てこない~。


中で何してるのかと覗いてみると、おままごと。ベタですな~。
それは、娘がクリスマスプレゼントで「ままごとキッチン」をいただいた日から始まりました。このキッチンが我が家へ登場して初めて、「ごっこ遊び」をするようになったのです。この時は、洗い上げをしているママンのそばで、“自分の食器”を洗っていたので、お道具が並んでます・・・早くリアルに出来る日は来ないかな?
ごっこ遊びって、発育の過程に大事なんですって。だから、男の子だって積極的にやっていいものらしい。これまでに見聞きしたり経験したりした出来事が頭に蓄積された証拠で、ここから一気に、想像力をより膨らませられる子になってほしいな、と思います。人生は、考え方ひとつでハッピーにもアンラッキーにもなるのさ!

時に、今どきのままごとキッチンって、カプセルコーヒーがついてるんですな・・・


ままごとキッチンには食器以外にも、たくさんの食材が付いていたんですが、息子はキッチンに立つよりも、この食べ物を鞄に詰めて、ピクニックごっこをする方が好き。プレイマットを広げて、プラスチックのお皿の上に、プラスチックだけど精巧に出来ているグリルチキンやらフライドポテトやらをのせて、たまにキッチンへ走り寄って火を入れなおしたり、目玉焼きを追加で焼いたりと、なかなか面白いストーリー設定で遊んでいます。


そんなわけで大好きなおままごと、庭のプレイハウスにもキッチンが付いているものだから、やっぱり同じように遊ぼうとするんですけどね、双子がそろって最初に言ったセリフが衝撃でした!「ねえ、パンもお皿もないよ?」
アラフォーママンの皆さん、いや、アラフォーじゃなくったって、屋外ままごとが定番だった人は自然と、ままごとの材料は葉っぱやお花、石に土でしたよね? そういう事って、最初は誰かに教わってやるようになったかなあ? それとも、もしかして家の子、想像力ゼロ?
ママンが平たい石に葉っぱをのせて「サラダ」とやってあげれば、「ふーん?」って感じ・・・追い打ちをかけるように、次から次へと「テーブルがないよ!どこで食べるの?」「ベッドもない!どこで寝るの?」と、まあ…。3歳児じゃまだ、こんなもの!?
そういう初歩的なことでつまづくとは思ってもみませんでした。物があふれる現代っ子だから? もっと親の私が率先して仲間に入って、「これは何に見えるかな?」とか、想像を働かせるような働きかけが必要なんだろうか? 家の子は、双子ゆえに、とかく二人きりで遊ぶことが多いから、遊びにも広がりが生まれにくいんですよね…。

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生後3歳9ヶ月の成長記録

2017-03-27 | 成長記録

【3歳9ヶ月】
昨日よりフランスは、夏時間へとかわりました。日本との時差は、7時間。
ほんとにね、時計を1時間早めただけなのに、グッと午後の時間が長く感じられます。午後6時でまだ、この明るい空・・・双子がちっとも帰りたがりません~。そりゃ、そうだ!


さて、自分のことを「わたし」と言ってしまう息子に対し、ママンは根気よく「ぼく」と訂正していたこの1ヶ月・・・どうなったと思います?
息子は相変わらず、「わたし」のまま~。そこへ、耳のいい娘が今度は、自分を「ぼく」と言い出す始末で…。ねぇ、これ、どうしたらいいの?
日本語教室の先生は、「そんなに神経質になることはないって!」と言います。日本へ連れていって同年代の子と交わればすぐに直るよ、とも。
日本人ママ友ちゃんに息子くんの様子を聞けば、3歳で「オレ」と言い始めたようです・・・お兄ちゃんもいるし、お父さんも日本人だからね~。あ、あと、ヒーローものビデオで“学習”しているそうです。そうか、正義のミカタは時に、「オレ」って言ってたかもね?
家も日本語の聞き流しのためにジブリ作品の映画とかを借りて見せているから(フランス版のDVDは切り替えで日本語が入っているんです)、放っておいてもそのうち、「ぼく」をすっ飛ばして「オレ」になっちゃうのかな?

●息子:
-44ヶ月自宅体重測定15.7kg → 45ヶ月自宅体重測定15.2kg
-44ヶ月自宅身長測定96cm → 44ヶ月自宅身長測定96cm
-44ヶ月足測定16.5cm → 45ヶ月足測定16.5cm
●娘:
-44ヶ月自宅体重測定12.0kg → 45ヶ月自宅体重測定14.2kg
-44ヶ月自宅身長測定95cm → 45ヶ月自宅身長測定95cm
-44ヶ月足測定15cm → 45ヶ月足測定15cm


いつものように、毎月恒例の、「足の裏、撮らせて~!」とカメラを向けたら、突然に息子が、「今日は手を見せてあげる!」と・・・いや、ゴメン、あまり興味ない。
足の裏って、自分で自分のを見ることもないぐらいシークレットゾーンで、いちばん成長を感じる部分と思いませんか? ちょっとフェチ?

最近の娘はなんだか張り切って「良い子」を演じています。「演じている」と書いては、真剣に頑張っている娘にたいして失礼ですが、でも、何か違和感アリ。小さなことでも「お母ちゃん、ありがとう!」と大げさだったり、「私が片づけておくわ!ウフフ」みたいな感じで、誰かの真似をしてるのかな?と思ったりしながら見ています。まあ、こちらも笑顔になれるので、否定することは何もないのですが・・・イツカドコカデ歪ミ出ナイカナ?
そして息子、そんな態度の妹が気に食わないのか、はたまた妹がかわいくて仕方ないのか、最近は事あるごとに体重をかけて娘にのっかかり、力でねじ伏せようとします。ちょうど柔道の寝技みたいな感じで。娘が「イッターイ!」とか、キィキィ叫ぶのが面白いらしい。性格、曲がってきたかな?
こういう兄弟ケンカって、ママンはどこまで関わっていいのかなあ?

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フランスの幼稚園~森の中での授業~

2017-03-24 | 3歳

【3歳8ヶ月】
我が双子の通う幼稚園では時々、父兄参加の授業があります。授業参観などないフランスでは実質、子供たちの学校での様子を見る唯一の機会だったりします。

今日は年少クラス27人、校外教育で先生と森へ出かけました。引率でついていった親は、私ふくめて4人。それに後、アシスタントの先生がいます。大人が6人いても、三つ子が30人近くそろうと、カオスですね~。そんな子供たちを森へ出かけさせちゃう学校もすごいけど、そこにはプロの講師がいて、本物を前にして「木の成長」について学ばせるフランスの学習カリキュラムには、驚きました!


最初のゲーム、グループ分けがされ、そこへ大人が一人ずつ付いて、4枚のカードが配られます。カードには「赤ちゃん」「子供」「お父さん」「おじいちゃん」とあり、子供たちにそれぞれ、カードに従って木を選ばせるのです。「子供の木とお父さんの木の違い、幹の太さをよーく見てごらん」と声かけしたりして、判断は各グループについた親にゆだねられます。「この木はまだまだ赤ちゃんだね~」とかね。こうやって、木も成長しているんだよ、という事を教えます。


次のゲーム、木が2本立った箱が出てきました。これをフーッと息を吹きかけて風に見立てると、1本の木は倒れないのに、もう1本の木は簡単に倒れてしまう。どの子もどの子もフーッと吹いてみるのだけど、ダメ。1本は倒れずに立ち続けている。「これは何でか?」を皆で言い当てっこしました。


答えは、「根の存在」。そう言って箱の中、つまり土の下を見せてくれました。見えない土の下にもまだまだ木は続いていて、この根があるから木は倒れないんだよ、と言うことを教わったわけです。


実際に、子供たちが皆で大木を押してみたりしました。私のグループの子は根が地表に出てしまっている切り株を見つけて、「あっ、これが根だよ!」と得意げになって皆に教えていたっけ。


最後のゲームは、動物探し。さすがに都合よく野生動物が出てきてくれるわけがないので、隠されている動物のカードを探し歩きます。


そして、子供が見つけてきたカードを元に大人は、名前を聞いたり、何を食べているのかな?どんな所で寝るのかな?など、連想ゲームのように質問のやり取りをしました。こういう時って、語学力よりも、想像力が求められるわ~。私は汗あせモノでしたよ。


私は子供たちと自然の中でこんなに平和に楽しんだ今日、またもやテロが、フランス、イギリスと続いてベルギーで起こりましたね。本当に怒りしか湧かない。
海外旅行を予定されている皆さん、おびえることはありません。が、用心することを忘れずに! 「もしもの時はどうしたらいい?」の知識と、「起こるかもしれない」という心構えが大事かな、と思います。


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絵本『動物テンプレート本』

2017-03-21 | 本・映画・音楽

【3歳8ヶ月】
昨日はお中日でしたね。窓からモンブランを見上げたら、ちょうど朝日があたる山上に、月がまだ居残っていましたよ。


日本では春分の日は祝日ですが、フランスは平常通り。我が双子も、いつものように幼稚園へ行って、いつものように放課後は図書館へ行きました。
子供を本好きにする作戦の一つ、私は毎週1回、双子を図書館へ連れていってます。本好きになると、人生の楽しみが増えると思いませんか。私がバカンス大国・フランスへ来て思うことは、フランス人って、「のんびりリラックスの仕方」をよく心得ているなあ、と。同じ旅をするでも、フランス人は、土地のカフェへ入り、コーヒー1杯で延々と本を読んでたり、観光スポットも訪れるんでしょうけど、名もない公園や海辺で本を広げて過ごしたりと・・・

それで昨日、図書館から『動物テンプレート本 Animaux Livre pochoir 』という絵本を借りてきました。


色々な動物が紹介されているんですけど、そこに動物の形のテンプレートが付いているんです。


テンプレートの枠内を塗りつぶせば・・・


「私にも描けたよ!」


まだ描きたいと思うものをそれなりに描くことも出来ないから、テンプレートを使っても絵が“サマになってる”のが嬉しいようです。
図書館にはもっと細かい、色鉛筆では書けないぐらいの複雑な柄のテンプレートも置いてあって、双子はそれでお絵かきするのが好きなんですが、そちらは楽しんでいてもまだまだ手助けが必要で、3歳児だとこのぐらい大きいテンプレートがいいみたい。

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お絵かきホワイトボード

2017-03-18 | おもちゃ・遊び

【3歳8ヶ月】
息子がお絵かき好きなので、もっと早くから買ってあげたかったのですが・・・付きがこっちに回ってきたー! 「お絵かきホワイトボード」がクリスマス商戦売れ残りで半値になってました♪ 買うしかないっしょ? クリスマス商戦後の玩具屋は、無駄にのぞいてみたほうが良いですよ、奥さん!
子供の背丈より大きなイーゼル形で、両面にお絵かきができて、ホワイトボードにくっつけて遊ぶアルファベットと数字のマグネットまでオマケでついています。今、これ、我が家で大はやり。紙に何色ものクレヨンで思いっきり絵を描くのも楽しいんでしょうが、こちらは立ったまま、上へ下へワッセワッセと体を動かしながら描いている・・・この動きが絵の創造性を高めるんですって!


片面はホワイトボード、もう片面は黒板となっていて、チョークも付属でついていました。が、チョークは消すと粉が床に散るので、鬼ハハ、早々にチョークは捨ててしまいましたとさ~。
今は、我が双子が毎朝、「今日は何月何日何曜日?」と確認しているカレンダーなどを貼る掲示板と化しています。細かいものを貼るところがなかったので、これがまたちょうどいい。


息子は本当にいつもいつも絵を描いていて、上手とは言い難いけれど、絵心はある方だと思います。最近、ママンを唸らせた絵は、「手」。手に見える絵を描けたこともすごいなと思いますが、モチーフに手を選ぶあたり渋いですな・・・ちょっとオタクっぽい?


娘もね、絵は好きなんです。ただ、頑張ってはいるんですけどね・・・
今日は折り紙で、ネコを作りました。これ、3回折ったら完成のチューリップをひっくり返しただけ。そこへ顔を描いてあげれば、ネコさんになります。そして、ママン、「あっ!」と思いました。娘が描いた顔、ちゃんとネコの顔になってるー! これまでの作品を考えたら、上出来なんですよ。


気をよくした娘ちゃん、さらにネコの身体まで描いてみたよ。なんじゃこりゃ!
本人も、気持ちよくクレヨンを滑らせてみたものの、ふと気が付けば変てこりんなネコになってしまって、驚いたところへママンが大笑いしたもんだから、悲しくなって大粒の涙がポロポロこぼれていたっけ。


双子だからって、才能までお揃いにはならないらしい。

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