Mon petit bonheur

フランスよりミックスツインズ日記

卒業☆フード付き赤ちゃんバスタオル

2016-02-11 | 出産準備品

【2歳7ヶ月】

**私がお世話になった病院指定の入院準備リストに沿って赤ちゃんグッズを紹介します。**

引っ越してきてから、我が双子の入浴スタイルが変わりました。まず、夕ご飯を食べてから就寝するまでの間に入っていた入浴時間が、午後一に。昼ご飯を食べて、午後のお昼寝をする前に、お風呂で温まります。これは、暖かい季節になればまた変わるのでしょうが、暖房器具が暖炉一つの我が家では夜、部屋が冷えてしまっていて、お風呂上がりにかわいそうだったから。
それから、大きなバスタブになったので、ママンも一緒に入れるようになりました! フランスのお風呂には洗い場がないので、浴槽の中で体を洗って流して…をするのですが、これがママンには苦しかった。それが楽になったうえに、子供と昼間っからお風呂タイム、「優雅で良いわね~」と思うでしょ? おしっこ風呂は覚悟ですよ!


そして、一番の大きな変化は、「抱っこされてお風呂から上がり、バスタオルのフードに頭をくるまれながら、全身すっぽりタオルで包んで体を拭いてもらう」がなくなりました。つまり、赤ちゃんバスタオルは卒業なのです! フランスの赤ちゃんバスタオルって、80cm四方ぐらいの正方形で、角の一部に三角の布が縫い付けられていて、そこは布が二重となるから赤ちゃんの頭を入れてくるめるような、フード付きタオルなのです。私は入院準備リストの中に「2 serviettes de bain (バスタオル2枚)」としか書かれていなかったので、フランスによくある、大人がその上に寝転がってもはみ出ないぐらい大判のタオルを半分に切って端ミシンをかけたもので2枚、と用意していったら、主人が買いに走る羽目になりました…。これが使ってみると、とても便利。頭をスッポリかぶせるのは、何だか安心だし、お湯から上がったら、赤ちゃんをタオルの対角線上において、おくるみのようにくるんであげられるし、普通のバスタオルに比べて小ぶりなので、毎日の洗濯の場所を取らないし。
新生児の頃より使ってきた何枚もあるフード付き赤ちゃんバスタオル、ちょっと使い勝手が悪くなってきました。引っ越しをして、浴室内に着替え台を置くようなスペースが取れなくなってしまいました。双子の大きさももう、このタオルより大きくなってしまったし。だから、おしまい。


それじゃあ、今はどうしてるの?と言えば、バスローブ。実は誕生祝いに頂いて、フランスでは子供もバスローブなんてコジャレたものを着るのかと疑問でしたが、自分の足で立って体を拭かせてくれるようになった今、バスローブはとても便利ですよ。お風呂から出した瞬間に、こいつをバフッとかぶせて腕を通させるだけ! 子供が動くたびに体の水分をとってくれますから。


フランス出産準備リスト~ミスト缶~

2015-12-16 | 出産準備品

【2歳5ヶ月】

**私がお世話になった病院指定の入院準備リストに沿って赤ちゃんグッズを紹介します。**

妊婦である友人に持ち物リストを見せてもらいました。少なーい! 公立病院で用意しなければならない物は、私のプライベート医院のそれの三分の一ぐらいでした。
その中で友人が「これ何?」と聞いてきたものが、『 Brumisateur 』です。私の病院リストにも入っていました。「ミスト缶」とでも訳しましょうか、ミネラルウォーターのスプレーです。薬局に売っています。


それを「ヒィヒィフゥフゥ」と陣痛の合い間に顔にシューッ。麻酔中は飲食できないので、口の中めがけてシューッ。そう、飲めるのですよ。だから、真夏日の時には、赤ちゃんにもシューッ。そう言えば、こういうところにも双子の性格の違いが出ていましたね。娘は顔に水をスプレーされてもハシャギましたが、息子は怖がってましたっけ。
ちなみに帝王切開の私、リストに載っているからってたくさん用意していったのに、一度も使うことなく終わりましたよ…。本当に必要不可欠なものなのか?

それから、初産である友人は母乳育児にするだろう、と言っています。これ、出産直後に病院から聞かれますよ。仕事復帰のために(?)ミルクで育てると言えば、そこでお乳を止める薬を処方するからだそうです。
それで友人、まだ見ぬ「乳頭亀裂」を怖がっていました。しかし、恐れるなかれ、亀裂ができてしまった乳頭が衣服と擦れないよう保護する『乳頭保護サポーター Coquille d'allaitement 』だとか、赤ちゃんがおっぱいをうまく吸えない時、乳首が切れて痛い場合などに、はめて授乳することができる『乳頭保護器 Bouts de sein anatomiques 』など、世の中はいろいろな物が売られておりまして。でも、これも、悩んでからで十分だな、と。私はこれらの物に関しても、未使用で終わりましたし…。



卒業☆スリーパー

2015-06-26 | 出産準備品

【1歳11ヶ月】
我が双子は産まれた時からずーっと、ジゴトゥーズ( Gigoteuses )と呼ばれるスリーパーを着て寝ていました。寝かせる時に着せてあげれば、足まですっぽり包まれていながら手足をバタバタと自由に動かせるので、布団がはだける心配ナシ、赤ちゃんが心地良く眠ってくれるアイテムです。とにかく家の子、このスリーパーでねんねスイッチが入るようで、直前までどんなに騒いでいても着せれば観念したようにおとなしくなり、なくてはならないものだったのですが・・・


日本では、スリーパーを持参する余裕はありませんでしたから、布団にパジャマで寝かせていました。もちろん掛け布団の間に朝までおさまっているわけもなく、早々に娘が冷房の風にやられて鼻水を出し始めたから、急いで腹巻を買いに行きました。子供用の、夏でも使える綿素材の腹巻が売っているんですね~!? そうやって寝冷えの心配さえなければ、親も安心して布団の上へ放牧しておけます。双子もこの“自由”が気に入ったみたい。


そしてフランスへ帰ってきて、初日は以前のようにスリーパーを着せて寝かせたのですが、日本でのことを考えると、なんだか暑そう…、なんだか窮屈そう…。フランスのスリーパーは、新生児から6ヶ月までと、6ヶ月から2歳までのサイズ展開があり、探せば3歳まで用もあるようなのですが、えー、今さら買うのー!?
それで3日前から、思い切ってスリーパーを着せずに寝かせています。最初は、ねんねスイッチが入らないので寝室からギャーギャーと大騒ぎの声がいつまでたっても止まず、そこでママン、ねんねスイッチ材として、フランスでも腹巻をさせてみました!またこの腹巻にアンパンマンの絵が付いていまして、“アンパンマンの魔力”でもうニコニコ。


とりあえず今のところ、スリーパーを使わず、布団もかけず、腹巻をまいて寝てくれています。今朝から娘が鼻水を出し始めたので、保育園で相談してみました。スリーパーを着せずに寝かすようにし始めたから、風邪をひいたのか?今の季節はいいけれど、秋になって朝方が冷えるようになった時、どうやって掛け布団を使うことを教えたらいいのか?
保育士さんからは、徐々にスリーパー無しで眠れるようになっていくのが良いので、多少の鼻風邪をひいても続けていいとのことでした。そして、掛け布団を足もとに用意しておいてあげれば、2歳にもなれば寒くなると、自分で布団の中へもぐりこむようになるそうです!冬になって、シャモニの冬はマイナス気温になるので、室温が低い日には予防にベストを着せて寝かせればいいですよ、とアドバイスしてくれました。


フランス出産準備リスト~小型ベッドサイズのシーツ~

2015-02-14 | 出産準備品

**私がお世話になった病院指定の入院準備リストに沿って赤ちゃんグッズを紹介します。**

昨日のコドドを譲った方には、「小型ベッドサイズのシーツ( Draps housses taille landau )」も一緒に差し上げました。私の病院指定の入院準備リストに3枚も用意するように書かれていて、「どうして、こんな物まで?」と思いながら主人が、双子だからと6枚も用意したから、家にはたくさん余っていました…。


実は私、これが何のためのものなのか、出産するまでよく分からなかったんですよね。出産してからようやく、この小さなシーツは、産まれたばかりの赤ちゃんを寝かせる小さなプラスチックケースのようなベッド用だと分かったわけです。こんなに小さなシーツが売っているんですね!それにしても、我が家はコドドに使えたからいいけれど、入院中の3日間だけ使って退院後は普通ベビーベッドというご家庭には、ちょっと無駄な買い物なんじゃないかと・・・余計なお世話ですね。
結局は、双子でも3枚あれば十分でした。双子は小さく産まれることが多いから、たいてい1つの小型ベッドへ一緒に寝かされます。その方が暖かいし、もっと言うと、丈夫な子でない場合が多いため、常に体温が下がらないよう電気マット付きの専用ベッドに寝かされるのですが、その台数は限られている、とのことでした。


余談ですが、フランスのベッドシーツは日本のようなフラットタイプでなく、こういった端にゴムが入っているものが主流です。たたむのに難しい、アイロンをかけるのに面倒くさい…。


フランス出産準備リスト~赤ちゃん石けん~

2015-01-02 | 出産準備品

**私がお世話になった病院指定の入院準備リストに沿って赤ちゃんグッズを紹介します。**

1年の計は元旦にあり!今年のママンの抱負は「お風呂に入ろう!」です。いやいや、入ってるんですよ、シャワーですけど。フランスでは朝風呂です。主人も、主人の家族も、これまで泊まったフランスのユース・ホステルでも皆、朝おきるとすぐにシャワー室へ直行するから、たぶん文化なんでしょうね。それで今までは、朝からお風呂にゆっくりつかって~、なんて時間は“不可能”だったわけですが、そこをもう少し朝の時間を工夫して、湯船につかり~、大好きな本を少しだけでも読み進めて~・・・つまりは少しでもリラックスする時間を持てるように努力したい、というわけなんです。
お風呂時間に注目したのには、「使ってみたい!」と思える石けんに出会ったからなんです。クリスマスプレゼントのアイデアを探してネットサーフィンをしていた先々月、たまたま手作り石けんを販売しているフランス在住の日本人女性が書くブログにいきあたりました。「石けんを手作り?」と驚いたところから、「ところで石けんって何で出来ているの?」と疑問がわき、「まずは買ってみよう!」となりまして、家族へのクリスマスプレゼントに石けんを注文したんです。自分の分も1つ、ご褒美に。
届いたのは、バラの花形をした素敵な石けん。オリーブオイル、マカデミアナッツオイル、アルガンオイル、ココナッツオイル、パームオイル、シアバター等々で出来ているそうなんですが・・・私が分かるのは「シアバターはフランスの乾燥に強い!」ぐらいでしょうか。とにかく、形が美しいからお風呂場が少しだけ華やか、そして匂いが良い。フランスの石けんにありがちな香料が強すぎず、自然派にありがちな粘土のような臭さがなく。
使い心地は、洗顔して化粧水だけで、クリーム系がなくても乾燥してこないのは、この石けんの効力かな?まずまず、気に入って使っています。


ところで、我が双子は新生児用ボディソープ( Savon adapté à la peau du bébé )を今でも使っています。本来ならフランスでは毎日お風呂へ入れるべきではないと言われているところを、日本人の私はそれに従わずに毎日入れてしまうので、せめて石けんぐらいは優しいものがいいかなあと、いまだに新生児期用を使い続けています。シャモニでは汗をかくことなんてマレなので、新生児用でもあまり気になりません、今のところ。
我が家のはサフォレル( Saforelle )社の「ジェル・ラボン・ドゥ( Gel Lavant Doux )」、無添加の赤ちゃん用ボディソープで、成分がゴボウ( bardane )から出来ているんですって。石鹸成分も含まれていません( sans savon )。石鹸成分は赤ちゃんの弱い肌には向かないそうです。薬局取り扱い商品ですよ。
フランスでは赤ちゃんにもマルセイユ石けん( Savon de Marseille )と言われているのですが、新生児期はポンプ式の液体ソープの方が楽ですよ。


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フランスでワーキングホリデー~2005年1月2日~

第一日曜日は美術館が無料なので、定番のルーブル美術館へ。行列に並んで館内に入り、おもてを見ると、ガラスのピラミッドを取り巻く長蛇の列。ゆっくり絵画を楽しむ優雅な一時は難しいようだ。絵画鑑賞は気を吸い取られるように疲れるので、まず「モナリザ」を見る。立ち止まって見ることも許されない人気ぶり。お次は、個人的には一番人気の「いかさま師」。後は、絵の点数が多すぎて、見るというよりは館内散歩。そんな中、小学生の男の子の表情にハッとさせられた。天井画に魅せられて、目を大きく輝かせ、ずっと上を向いたまま。そういう無垢な心で楽しみたい。