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日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

ふたたび 「社民党 やはり野におけ れんげ草」

2010-05-28 00:43:15 | 社会・政治
ここ三、四日、社民党福島瑞穂党首が精彩を放っている。今日、5月28日に日米両政府は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先として「辺野古周辺」と明記した日米共同声明を発表するとのことである。鳩山首相が5月23日に米軍普天間飛行場の移設先として「辺野古付近」を初めて明言したことをうけて、福島党首は「鳩山首相は国外、県外と。辺野古の海を埋め立てるのは自然への冒涜(ぼうとく)だとおっしゃった。国民に約束したことを全力でやるべきだ」と首相批判をぶち上げた。さらに記者相手に「沖縄の合意、連立政権の合意なくして辺野古に基地を造ることを共同声明に盛り込むべきではない。連立を組む社民党党首として断じて反対を表明する」とまで言いきった。

今日の閣議で連立内閣の意志が国民の前にはっきりと示されることになるだろうが、上記の日米共同声明が既定のことである限り社民党、そして社民党党首としていかなる形であれ内閣としての意志決定に反対を表明せざるをえない立場に自らを追い込んだ。ここまで来れば鳩山首相から罷免されるように仕向けて女を上げて欲しい。福島党首のこれまでのヘニャヘニャぶりには愛想を尽かしていたが、この展開に眠気の覚まされた思いがする。愚直に己の信じることを主張して遮二無二それに突き進む、この単純明快な力強さこそ今の政治家に国民が求めるものである。

やっぱり異議を唱える福島党首は格好がいい。昨年9月総選挙が終わり連立政権が発足した時に、私は社民党 やはり野におけ れんげ草で、『いずれ社民党は連立から弾き出されるだろうが、私が社民党に期待するのはあくまでも時の政権に対する野党としての批判精神である。社民党を代表する二人の女性議員の言動に私の感じたこと、 やはり野におけれんげ草、であった。』と述べた。二人の女性議員とは福島瑞穂と辻元清美のお二人である。その社民党が連立から弾き出される時がいよいよやって来たのかと社民党福島党首の筋を通した行動に期待している。ここで変節すればもはや社民党に先はない。