木村正治のデイリーコラム

木村正治(きむらまさはる)が世の中の様々な事項について思う事や感じた事を徒然に綴っています。

嫉妬、妬み、やっかみが世の中のトラブルの大半

2024-03-23 09:27:27 | 随想
人の感情に「嫉妬」という
ものが無ければ世の中の揉め事や
トラブルの大半は無くなるでしょう。
じぇらし~、厄介ですね。

昔から隣の家に蔵が立てば妬むという気質は
日本人にはありますが、他人の幸せを妬むという
心理は健康的ではなく時に病的です。
妬み、そねみ、嫌味、せらい、このような負の感情
が澱となって人の腹の底に沈殿し続けていき臨界点
を超えた時に思わぬ人間関係のトラブルに発展します。

神様が人々から嫉妬という感情を消去してくれるなら
人の世に争いや憎しみ合いは消滅するでしょう。
人間の感情は怒り、喜び、悲しみ、苦しみだけではない
ですから、そこが厄介ですね。

対抗意識、張り合い、比較したい気持ち・・・。
これも厄介ですね。
いつしか互いがマウントを取り合い、ホームパーティー
をするために友達を招くのも友情や仲の良さというよりは
マウントを取りたい心理や見せつけたいという心理の人も
いますね。
ですから互いが爪先立ちのお付き合いになり、交流する
度にストレスになっていきます。

また不思議なもので、誰かを皆の前で褒めたとします。
あなたのおかげです、ありがとう、と。
あなたには感謝しています、と。
それで良い雰囲気になる場合もありますが、
それがきっかけとなって、その人が増長するという展開も
ありますから厄介です。
それがきっかけとなって
「あなたは私への感謝が足りない!」
という思考回路になる人がいます。
ならば皆の前で褒めなければ、そのような思考回路には
ならなかったわけですから、人の心情や感情は何が触媒作用
となるか分かりません。

また人には謙虚でありなさいとよく教わります。
確かに傲慢になったり非礼や無礼はいけません。
しかし謙虚に接していると、都合よく利用されたり
相手が増長する事もよくありますから謙虚さも時と
場合によりますね。

或いは占有欲と言いますか、いつしかあの人は私のモノよ
という激しい思い込みが生じ、自分ではない他の人と時間を
過ごす事を知ると激しく抵抗をしたり逆上する人もいます。
人の感情はややこしいですね。

他人軸で生きていると嫉妬という感情が芽生えるのでしょう。
自分軸で時間を過ごす人には嫉妬という感情は無いでしょう。
私は生まれて50年が経過しますが、記憶する限り、
他人の何かに嫉妬した事はありません。
他人は他人、私は私という認識ですから、給与にしろ、
車にしろ、衣服にしろ、食事にしろ、私は誰かに嫉妬を
抱いた経験は皆無です。

花見の季節ですね。
桜を観ながら団子や餅でも満喫したいです。
焼きもちを沢山焼く人もいるのでしょうか。
私は草餅、きな粉餅、よもぎ餅、わらび餅で良いです。


コメント (1)
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