木村正治のデイリーコラム

木村正治(きむらまさはる)が世の中の様々な事項について思う事や感じた事を徒然に綴っています。

東大阪市第3回定例会が終了

2009-11-20 12:13:15 | インポート
 東大阪市議会平成21年度第3回定例会(9月議会)
が終了した時、時計の針は午前5時を過ぎていた。
 29時に終了したこの議会で子育て応援クーポンを取
りやめ、それを緊急性を要する新型インフルエンザワク
チン分へまわした。
 また役職選挙も行われ、議長、副議長が2年ぶりに選
出された。
 副市長人事は、継続審議となり空席のままとなった。
 教育長がしばらく空席だったが承認された。

 私は文教委員会の委員長に互選され、また議会の承認
により東大阪市の監査委員に選出された。

 それにしても、東大阪市議会はこの1年来、1つの定
例会に約2カ月半もかけている。ために次の定例会が日
を置かずに開催が迫る状態となり、結果として1年中通
して議会が開かれているような状態となっている。
 議案そのもので審議が熱するというよりも、それ以外
の要素で対立や紛糾が各所で起こり、なかなか委員会や
審議自体が開かれないという状態が頻発し、混乱の度合
いを強めた。

 私は市議会議員の2期目で通算6年目であるが、私が
感じる状態としてはこの6年間で東大阪市政は今が最も
混乱している。
 最初は市民派市長だったが職員の任用問題を契機に混
乱の度を極め、次に共産党市長が返り咲いたが市長不信
任が可決され市長選となり、元自民党市議が新市長とな
ったが混乱を重ねている。
 東大阪市政の混乱を収束させるためのきっかけは今の
ところなかなか見当たりそうにない。
 
 私は個人的には、市議会の運営での代表者会議を廃止
するべきだと思っている。議会の運営は議会運営委員会
で諮られているが、その前段階として各会派の代表が出
席して多少の目途をたてる代表者会議が開かれているが
これは秘密会となっており、また代表者会議での合意事
項が議会運営委員会に入ってから突然変更されるような
事が頻発し、それが紛糾の原因の1つとなってきた。
 正式には議会運営委員会での審議が議会運営を決める
場であるので、その前段階の代表者会議の存在を疑問視
する声も存在する。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする