今日、第92代目の総理大臣が決まった。早速、麻生首相は、景気対策を重視するという、決意を表明した。街の声の大部分も、同じ意見が多かった様だ。近所の装飾店を、訪問したところ、バブル時は、大変儲かったが、今は、毎月が赤字とのことである。昨年の秋辺りから、景気がおかしい、とも言っていた。来年は、もっと悪くなるのではとのこと。これは、市井の一般庶民が、認識している景気判断でもある。殆どの業種で、同じ見解である。そうかと言えば、以前にも書いたが、仙台では、大型店(パルコ、アウトレット)同士の戦争で、仙台周辺の都市の顧客を、ごっそり、持ち去って行ってしまい、山形駅前・福島駅前は、景気が沈静化している、とも言われている。しかし、仙台でも、活況を呈しているのは、東京資本だけらしい。当社の税務関係は、仙台なので、商店の実状は、良く把握している。
更に、悪いことに、アメリカでは、サブプライム問題以降、金融の大混乱が起きており、何れ、我が国にも、影響が及ぶのは、時間の問題のような気がしてならない。政治も、国民の事より、政権奪取の方に、頭が向いているような気がする。日本にも、本格政権が出来て、強力な経済運営が、出来ないものだろうか? 戦後の廃墟から立ち上がり、世界から賞賛された再建を成し遂げた、エネルギーの持ち主の民族なのだから----。
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