今日、お客様の土地の売却依頼で、福島市郊外の農家二軒を、社員と共に訪ねた。驚いたことに、双方共に、いずれも爺ちゃんと、婆ちゃんの二人暮しであった。大半の農家の若い人は、サラリーマンの道か、遠隔地への就職のようである。これでは、自給率の39%は、改善されないと感じた。農業は国の基本でもあり、近い将来、食料不足も囁かれる今日、もう少し手厚い保護をしても良いのでは?
さらに、今日の夜8時、クローズアップ東北スペシャルと言うNHKの番組で、太平洋戦争時の、ニューギニア・ビアク島の悲惨な模様が、生存者(派遣軍の総数の3%)によって、語られていた。いまだに、多くの遺骨が、放置され、その姿が、累々と、写っており、強いショックを受けた。どうして、国は、戦後60年も経つのに、家族の下に返さないのだろう? アメリカでは、残らず、収拾しては、丁重に供養していると言うのに? 自分の意思でなく、国の命令で、戦地に赴き、国のため、立派に勤めを果たし、戦死したと言うのに? 一日も早く、全て収集して、霊を慰めるべきではないかと思う。
復員された方や、戦中戦後、多難な時期を頑張りぬいた、年金生活者の老人達に、後期高齢者問題で、追い討ちをかけている気がしてならない。もっと尊敬やいたわりを、払っても良いのでは?
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