極東不動産の日記

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休日

2008-11-23 22:15:07 | インポート

今月は、多忙な月である。月始めは、ベトナムのホーチミン市視察、3回の東京出張、近所の法事出席、来週は、家内の亡母の一周忌と続く。日曜の休みは、今日のみである。休養と読書に明け暮れる。日曜の楽しみは、何といっても、NHKテレビの午後8時からの「篤姫」である。現在の政治情勢と重ね合わせると、似ている様な気がする。今日の福島民報紙の日曜論壇に、馬目順一先生(県考古学会副会長)が、「篤姫の時代を見た考古学者」という題で寄稿していた。要約すると、慶応元年(1865)6月10日、ドイツ人・ハインリッヒ・シュリーマンが、徳川第十四代将軍・家茂を東海道で目撃した様子を書いていた。1700人の軍勢を率いて、上洛途中で、栗毛の馬に乗った20歳ぐらいの堂々たる大君であったとも。更に、百姓が行列を横切ろうとして、惨殺されたなど、薩摩藩の生麦事件と同様な事件が起きたことも、記されていた。時代は、正に幕末の激動期で、家茂を補佐し続けた篤姫の時代であったことなど、興味深く読んだことでした。この話は、今から、約140年前ことである。現在は、サブプライム問題から発して、政治的にも、経済的にも、篤姫時代を上回る、激動の時代の始まりのようでもある。アメリカのビックスリーを始め、年末から来年にかけて、世界中で、激震が走る感じがする。また、今日の日経紙の経済面に、「地銀27行・最終赤字に」という見出しで、上場87行の中間決算、7割減益とある。不良債権が重荷、保有証券の損失も拡大とあってびっくりした。

これに反して、今月初めに、視察したベトナムは、バブルの真っ最中で、どこを向いても、クレーンが見えて、建設の真っ最中であった。わが国も早く元気を取り戻して、活況を呈してほしいものである。 蛇足だが、日本ぐらいインフラが、完全に整備され、幸せな国はどこにもないことを、どこの国へ行っても実感させられる。不景気といっても、餓死者がいないし、医療も受けられる国は、日本のみでもある。ベトナムは、風邪をひいても、医者にかかれないと、ガイドさんが言っていた。一度、東南アジアに行けばよくわかる。元気を出そう!




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