HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

Track Worlds Day 2

2011-03-25 05:04:59 | bike
今日は個人追い抜き決勝が目当てで早起き。

只今、男子スプリント1/4決勝。

http://www.fromsportcom.com/v-2/2/16/v-221647.html

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6時ちょっと前に終わった。また最後の表彰式(個人追い抜き)が入らなかった(涙)。でもポディウム前のインタヴューでボブリッジは「アナ・ミアーズがあなたのことをマシーンって言ってますよ」と言われ「彼女こそマシーンだよ!(笑)」と、楽しそうだった。




Track Worlds 1日目雑感

2011-03-24 22:37:25 | bike
トラック世界選1日目。イブニング・セッションはライヴストリーミングでほぼ全てが放送(※ 最後の最後のチームスプリントの表彰式だけ入らなかった)。

【男子団体追い抜き】
決勝でオーストラリアがロシアを下し優勝。いいタイムが出ないバンクにもかかわらず、3分57秒832は立派。予選のトップタイムは、オーストラリアの4分00秒168。もう3分台は無理なのかと思った~。実際、試走したピーター・ケノーは、「ベロドロームは素敵だけど、バンクは“bumpy”(でこぼこ)だね」なんてtweetしていたので。

イギリスは(ウィギンスとゲラント・トーマスを欠く)“二軍チーム”での出場だった。クランシー(予選出場)はサルディーニャから体調不良、テナントは捻挫、ハリソン(3位決定戦出場)は初エリートという万全の体制とは言えない中での3位。


(L→R)ルーク・ダーブリッジ(ジェイコAIS)、マイケル・ヘップバーン(ジェイコAIS)、
ジャック・ボブリッジ(ガーミンサーヴェロ)、ローハン・デニス(ラボバンク・コンチネンタル)


【女子ポイントレース】
世界選初参加の上野(うわの)みなみ選手が果敢にアタック!! 結果は4位で、惜しくもメダルに届かなかったが、素晴らしいレースっぷりだった。じいんとした。攻めてなんぼ、という自転車レースの醍醐味を魅せてくれた。

【男子スクラッチレース】
疲れた~。手に汗に握った。平均時速51.495 Km/h。アタックすれば潰しに行く目まぐるしい展開。“誰も逃がしてはならない”状態。21人中、10人がDNF。そんな混沌とする中、まさに隙を突いたといった感のクオ・ホーティン(香港)が最初にフィニッシュラインを駆け抜けた。

驚きなのは、ホーティンは団抜きに力を入れていたので、スクラッチについてはあまり色気はなかったのだとか。プレッシャーに苛まれることなく、のびのびとレースができた。「自分は有力選手ではないので、皆の反応が遅れたんだよ」と謙遜する。でもラスト4周は「レインボージャージ、レインボージャージ、レインボージャージ!」と思い続けて逃げた(苦笑)。

マイヤー兄もアタックしたが、皆ついて来るんだもん(苦笑)。7位に終わったが「(スクラッチレースは)ハマることと、運が必要。脚の調子はいいよ」と、好調を強調。ただ、過去2年の世界選で、1度もポディウムを逃さなかったので、それはちょっと残念そう。



【サム・ハリソン】
チームGBの18歳、ハリソンは昨年までジュニアの選手。1日目は団抜き3位決定戦とスクラッチに出場。世界選の同日に2種目出場する選手ってあまりいないよね。ハリソンの団抜きポディウムのお陰でスクラッチレースのスタート時間が予定より遅れたらしい(苦笑)。更に彼は、2日目の個人追い抜きにも出場する。ひとりオムニアム状態ですか…。車連の期待の程も分かるけど、世界選は練習試合なのでしょうか。。。

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オーストラリアのコーチ、スコット・マグローリーが胸の内をFaceBookやTwitterで吐露している。

「イギリスは世界選の女子ポイントレースに選手を送り込んでいない。メルボルンW杯では、マディソンに選手を出さなかった。イギリスよ、露骨にオリンピック種目だけに拘るのはやめろよ。それは、トラック競技を大切に思っているいる者にとって失礼だと思う」

オリンピック至上主義。確かにトラック・サイクリングは五輪を中心に回っている。

イギリス自転車界は、資金として宝くじの収益がふんだんに投入されている。目立った成績が上げられないのなら、援助が滞るかもしれない。“目立った成績”というのは、英国では五輪やツール・ド・フランスなんだろう。

それにしても…、北京五輪の時には無茶苦茶気合いが入っていたのに、ロンドン五輪で消滅する種目には興味がなくなったかのような扱いだ。虹のジャージなんて価値がない?

マグローリーの憤懣はよく分かるのだ。ずけずけものを言う人だが、Twitterの壁紙は6日間レースの会場(ミュンヘンかな?)。彼はトラック競技を愛している。

(photos: Yahoo! Sportsより)

Track Worlds Day 1

2011-03-24 02:12:07 | bike
トラック世界選1日目。徹夜決定。

仮眠するタイミングを失ったorz

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恐らくあと1時間でライヴストリーミングが始まる。絶対に寝られない戦いがそこにはある。。。

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2日目の個人追い抜きのスタートリストを見て吃驚仰天。オーストラリアは3人も送り込んでいる。ローハン・デニス、マイケル・ヘップバーン、ジャック・ボブリッジ。3人ともポディウムも有り得る。まるでナショナル選。英国は18歳のサム・ハリソンに勉強させるようだ。

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≪団体追い抜き決勝≫
1・2位決定戦 オーストラリア vs ロシア
3・4位決定戦 イギリス vs ニュージーランド

≪チームスプリント決勝≫
1・2位決定戦 フランス vs ドイツ
3・4位決定戦 イギリス vs オーストラリア

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イブニング・セッション、始った。

http://www.stopstream.tv/ch4.html

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威風堂々

2011-03-23 21:10:38 | bike
キャメロン・マイヤーは昨年のトラック世界選のトリプル金メダリスト。団体追い抜き、マディソン、ポイントレース。今年の団体追い抜きは回避とのニュースが飛び込んできた時は、無理もないかなと思った。団抜きは練習にかなりの時間を割かなくてはならない。それに追い抜きのスペシャリストでもない。

今朝、スクラッチレースのスタートリストを見て吃驚。

【男子スクラッチレース 15km(250m×60周)】
フェンス側
130 BLAHA Martin CZE
158 KNEISKY Morgan FRA
191 MATZKA Ralf GER
69 MEYER Cameron AUS ←マイヤー兄
36 RATAJCZYK Rafal POL
27 VIVIANI Elia ITA
258 STROETINGA Wim NED ←ヴィム・ストロティンハ(国内では強い)
315 MARGUET Tristan SUI
124 URAN ARROYAVE Carlos Alberto COL
234 KUPESHOV Berik KAZ

ブルーバンド側
28 MORI Kazuhiro JPN ←盛一大選手
24 KWOK Ho Ting HKG ←日本でもお馴染みクオ・ホーティン
320 BOONRATANATHANAKORN Turakit THA
80 MUELLER Andreas AUT
102 MANSILLA Cristopher CHI
43 LEA Bobby USA
170 HARRISON Samuel GBR ←先日、サルディーニャに出場
142 ELORRIAGA ZUBIAUR Unai ESP
300 SAVITSKIY Ivan RUS
82 COCQUYT Nicky BEL
243 AMRAN Muhd Arfy Qhairant MAS

スクラッチ、ポイントレース、マディソンでトリプル金メダルを狙う!?

マイヤーは2週間前、ポイントレースとマディソンに照準を合わせるため、団体追い抜きには出場しないことを決めた。

「スクラッチレースはちょっとばかり宝くじのようだ。10回レースをやったら10人の違った勝者がいるかもしれない。運を引き寄せなきゃならない。そして、チャンスに確実に動くこと。短いレース(15km)だから、目まぐるしく、激しい。
世界選では初めてだけど、チャレンジを楽しみにしている。でもコモンウェルスゲームのスクラッチでは金メダルを獲得した。ここでも、コモンウェルスの時のようにハマればいいけどね」

ポイントレースについては、有力選手だからマークはキツくなるとは思うが、自信を持って戦う、そのために仕上げてきた、と。あと、対戦相手については、無茶苦茶、研究してきているそうだ。ポイントレースのスペシャリストだし、中間スプリントを摂りに行き、ラップをする自信がある、と頼もしい限りだ。

CN: Meyer adds scratch race to track Worlds agenda

「 People of Japan, we think of you 」

2011-03-23 17:05:06 | bike
昨日、トラック世界選のオープニングセレモニーが行われた。


会場には、「日本の皆さん、我々はあなた方のことを思っています」と書かれた日の丸のプレートをつけた自転車。1分間の黙祷が捧げられた。


エディ・メルクスが日本代表チームを激励。
(後列: L→R) 盛、渡邉、メルクス、上野、北津留
(中列: L→R)新田、加瀬
(前列: L→R)雨谷、浅井、中川


会場を訪れたオランダのスピードスケートのスター、スヴェン・クラマー(L)とメルクス。


CYCLIST FAN: 2011-03-21 3月23日から2011トラック世界選手権開幕!
nikkansports.com: トラック世界選手権の開会式でも黙とう

(photos: Cor Vos[上・中]、belga[下]より)

Track Worlds Eve!!

2011-03-22 12:57:54 | bike
トラック世界選(3月23日~27日)明日、オランダのアペルドールンで開幕。

日本との時差は、水曜~土曜までが8時間。日曜日からサマータイムに入るので7時間に。

TISSOT: UCI Track World Championships 2011 Apeldoorn, Netherlands: スタートリスト&リザルト建設予定地
CN: UCI Track World Championships 2011
2011 UCI Track Cycling World Championships - Official website

【タイムテーブル】
3月23日(水)
3月24日(木)
3月25日(金)
3月26日(土)
3月27日(日)

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私の気になる日・英・豪の代表選手リスト。

【日本】
渡邉 一成(JPCA・福島)
新田 祐大(JPCA・福島)
浅井 康太(JPCA・三重)
北津留 翼(JPCA・福岡)
雨谷 一樹(JPCA・栃木)
盛  一大(愛知・愛三工業レーシングチーム)
加瀬加奈子(新潟・CLUB SPIRITS)
中川 諒子(新潟・CLUB SPIRITS)
上野みなみ(青森・鹿屋体育大学)

JCF: 2011年トラック世界選手権大会(オランダ)日本代表選手団

【イギリス】
≪女子短距離≫
Becky James, Victoria Pendleton, Jess Varnish
≪女子中長距離≫
Wendy Houvenaghel, Dani King, Joanna Rowsell, Laura Trott
≪男子短距離≫
Matt Crampton, Ross Edgar, Sir Chris Hoy, Jason Kenny
≪男子中長距離≫
Steven Burke, Ed Clancy, Sam Harrison, Pete Kennaugh, Andy Tennant

British Cycling: GB Team Announced for World Track Championships

【オーストラリア】
≪女子短距離≫
Kaarle MCCULLOCH (Gymea Bay, NSW 20.01.1988) - 2010 World Champion team sprint
Anna MEARES (West Richmond, SA [formerly QLD] 21.09.1983) - 2010 World Champion team sprint & 500m time trial
Emily ROSEMOND (Thorneside, QLD 11.03.1986)
≪女子中長距離≫
Katherine BATES (Northmead, NSW, 18.05.1982)
Amy CURE (Penguin, TAS 31.12.1992) - 2010 Junior World Champion teams pursuit, individual pursuit & scratch race
Sarah KENT (Duncraig WA, 10.02.1990) - 2010 World Champion teams pursuit
Josephine TOMIC (Perth WA, 09.06.1989) - 2010 World Champion teams pursuit
≪男子短距離≫
Daniel ELLIS (Ngunnawal, ACT 07.10.1988)
Matthew GLAETZER (Adelaide SA, 24.08.1992) - 2010 Junior World Champion sprint & keirin
Jason NIBLETT (Horsham, VIC 18.02.1983)
Shane PERKINS (Clayton South, VIC 31.12.1986)
Scott SUNDERLAND (Hillarys WA 16.03.1988)
≪男子中長距離≫
Jack BOBRIDGE (Evaston Park SA, 13.07.1989) - 2010 World Champion teams pursuit
Rohan DENNIS (Vale Park, SA 28.05.1990) - 2010 World Champion teams pursuit
Luke DURBRIDGE (Bassendean, WA 09.04.1991)
Michael FREIBERG (Dianella, WA 10.10.1990)
Michael HEPBURN (Brookfield, QLD 17.08.1991) - 2010 World Champion teams pursuit
Leigh HOWARD (Waurn Ponds VIC, 18.10.1989) - 2010 World Champion Madison
Cameron MEYER (Helena Valley, WA 11.01.1988) - 2010 World Champion teams pursuit, points race & Madison

Cycling Australia: Cyclones for Track Worlds

若葉

2011-03-21 22:33:34 | trip to Berlin 2011
ポディウムブーケの葉物を挿し木にしたと2月11日のエントリーで書いたが、“水耕栽培”の間違いでしたorz(←ミントか…)

元気がなくなったり、干乾びてしまった中、1本だけ若葉が出てきた。

乾燥し切った飛行機の長旅に文句も言わず(言ったら怖いが)、その後は玄関で、ただただ茎が水に浸っていただけなのに、この生命力。

今から土に挿し木してみたい気もするが、土に挿し替えた途端枯れてしまうような気もして躊躇してしまう。

取り敢えず、黄緑色の若葉に癒されるので現状維持。

Matthews Goss in Japan 2005

2011-03-20 22:08:26 | bike
マシュー・ゴスはツアー・オブ・ジャパンで来日したことがある。残念ながら、2005年はノーマークだった。クリス・サットンの方がまだ記憶にある。


Tour of Japan Mt Fuji Stage


花の18歳。。。


Tour of Japan Izu Stage
ゴス(左)とJames Meadley


パンチパーマなのが気になるところだ(誤)。

ゴスをお取り置きしたものの、さてどうしよう。お笑い枠ではないし(←面白い人ではない感じ)。

でも昨日のレースっ振りもよかった。丘は最後尾で登って体力温存。最後の駆け引きでも、落ち着いて周りを見てたしねー。

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マイケル・マシューズのクラシック・デビューは悪くなかった。膝の青いテーピングは気になったが、ボームを引いていた。苦しそうな表情でもなく、逆にボームの方がキツそうだった。何かトラブルがあったのかも。マシューズの山登りの能力は、かけがえのない宝物だ。

(photos by kumataro)

かかってこいよ!!

2011-03-18 20:00:26 | bike
ニュージーランドのトラックスプリンター、エドワード・ドーキンスのtweet

「俺は人生で困難な状況に直面した時、Why me? (何故、俺が?)じゃなくて、Try me (かかってこいよ=やってやろうじゃないの)って思う男なんだ」

ドーキンスは、先日のトラックW杯マンチェスター大会ケイリン決勝で落車した選手だ(※ クリス・ホイ優勝で、あと全員落車した例の波乱レース)。

アペルドールンの世界選は来週水曜開幕。当然、やる気満々。

それに対するグレッグ・ヘンダーソン(←同胞)のコメントが振るっている。

「いい言葉だな。それ、お前のオリジナル?」

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トップアスリートの精神構造なんて、ドーキンスに限らず皆こんな感じなんだろうな。負けず嫌いじゃない強い選手がいる訳ない。

近況

2011-03-15 22:01:11 | bike
言葉が出てきません。

朝、目が覚める度、これが夢であったらと子供のように思う日々です。

そんな自分が情けない。

Twitterに少し書きましたが、中学3年の1学期の終わりがけから浪人時代までの約4年仙台で暮らしました。一番仲がいい友人は「生きてるよ!!」と昨日早朝メールをくれました。家族が怪我を負い、ライフラインもストップ。余震に怯える日々。でも、命があるだけ幸せだ、と。

慣れ親しんだ東北の美しい景色が、引き裂かれ、変わり果てた惨状を目にするにつけ、自分の心と体が何か自分のものではない感覚に囚われます。何の罪もない人達が、一瞬にして未来も希望も光も何もかも奪われるなんて。何故…。

食事をし、眠り、風呂に入り、テレビを見、ラジオに耳を傾け、インターネットを閲覧する普通の生活を送っています。自転車競技ニュースのチェックは怠り気味ですが、ベンディゴ・マディソンでマイヤー兄 - ハワード組が3ラップ上回っての圧勝や、昨日のエヴァンスの変なガッツポーズ(苦笑)が光を運んでくれた。

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何も書いていないのに、沢山の方が見に来てくれます。申し訳ありません。ありがたいことです。

めそめそしていないで、そろそろ立ち上がらなくては。

来週の水曜日からトラック世界選が始まります。これにはチカラを入れたい。オーストラリアは完璧なメンバーで臨む。全開状態。かたやイギリスは、やる気のない、あー否、ずーっと先を見据えた(?)メンバーで参戦。その前にミラノ~サンレモ。