HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

犬と子供の躾はドイツ人にさせろ

2011-04-11 18:31:16 | trip to Berlin 2011
そんな諺を聞いたことがある。

几帳面そうだし、厳しそうだし、我慢強そうだし、まあ納得の諺なのであるが…。旧・東ベルリン地区限定ではあるが、見掛けた子供や犬など。

【子供】
ベルリン6日間レースの日曜日は、ファミリー・デー。日中の開催で、家族連れが多かった。

その時は何も思わなかったが、確かに行儀の悪い子は皆無といってもいいぐらい。暴れる、走り回る、泣き叫ぶ…、子供が沢山いるワケだから、そんな光景を目にしてもよさそうなものなのに、全く記憶にない。

【犬】
見掛けた犬はほとんどが大型犬。小型犬はツァベルのシロと、ヨークシャーテリアを抱っこしてた、裕福そうな女性ぐらいかな。

吠えない、暴れない、よその犬と喧嘩しない、ちゃんとご主人様の言うことを聞く。

一番印象的だったのは、スキンヘッドにピアスのぱっと見怖そうなおにーさんと愛犬。犬種は忘れたけど、そこそこ大きな犬で、リードをつけないで散歩していた。道行く人の膝のあたりを、すーっと毛皮が通るので、一瞬ぎょっとしても、犬だと分かると「あら~♪」といった感じで皆相好を崩す。歩道が混んできたら、お兄さんはリードを取り出し「さあ、終わりだ」(←想像)と犬に声をかけ、犬もちょっと残念そうなんだけど、大人しくリードに繋がれていた。

+++

1回だけ、吠えた犬を見た。

空港からバス、乗り換えてトラムでホテルに向かっている時、大きなスーツケースを抱え、降りる停留所を間違えてはならぬと緊張して車内で立っていた。

すると、騒々しい一団が乗り込んできた。嫌な予感だ。

7、8人のグループで、数名はサッカーのレプリカユニフォーム。2人ほどワインの瓶を持ち、ラッパ飲みしている。

贔屓チーム勝利の美酒に酔っているのでしょうか? 非常に楽しそうだ…(涙)。でも「あ、アジア人だぜ。スシ! スシ! アチョ~!!」とか言って絡まれたらどうしよう。。。

周りの客は、顔をしかめるでもなく、見て見ぬふりを決め込んでいるのか。フーリガンもどきは、チャントを歌い始め、車内に紙吹雪を撒いた。

生きた心地がしないとはこのことだ。

すると、私達の近くにいたそれまで大人しかった犬(大きなカラーを装着。獣医帰りか?)が、猛然とフーリガンに向かって吠え始めた。飼い主は特に動揺することなく、犬を撫でて落ち着かせている。

吠えてよし(噛みついてほしいぐらいだ)。

「うぇ~い。俺達なんか犬に吠えられちゃってるぜー」(←想像)って反応だったけど、程なくして彼らは下車して行った。

ほっとしつつ、窓からフーリガンの行き先を確認すれば、そこはサッカースタジアム。

これから試合かよ!!
勝ったから騒いでたんじゃないのかよ!!
既に酔っぱらいかよ!!

と、心の中で悪態をつきつつ、抗議の行動に出た犬に尊敬の眼差し。

(photo by kumataro ベルリンテレビ塔。今度行ったら登ってみたいな~)

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