ふと気になって英会話の先生に聞いてみた。
「この人名“Geraint”はなんと発音するのでしょう?」
「人生で初めて見る名前だ」
「ウェールズ人の自転車選手なんです。本人は発音についてこう言っています。『It’s with a hard ‘G’ – ‘Ger-ant』と」
「ゲラント」
「え!? ジェラントじゃなくて?」
「うん。ゲラント」
「じゃあ彼の名の短縮型は“Gez”っていうんだけど、ジェズじゃなくて…」
「ゲズ」
+++
重厚な名前だわ。“爆撃機”みたい(それゲルト・ミュラー←ぜんぜん違うし)。
という訳でゲラント・トーマスのインタヴューから。
PezCycling News: Tour de PEZ: Meet Geraint Thomas
≪経歴≫
12歳の時、地元のトラックチームに参加。他のスポーツもやったけど、自転車が楽しい。トラック競技会でイギリス中をチームメイトと旅をし、いつも明るい笑いに包まれていた。2004年、ジュニアの世界選スクラッチレースで優勝。2006年、エリートの世界選団体追い抜きで準優勝。そして今年、エリートの世界選団体追い抜きで金メダルを手にする。ヴィーゼンホフとサウニエルのスタジエールの経験あり。当時、山岳コース体験は体重が重すぎて辛かった。
脾臓破裂の大事故を乗り越え、夢だったツールにこんなに早く辿り着いたんだなー(参考: 2006-09-01 Fly High!)。意志も強いし、運も強い子なのかもしれない。
≪バルロワールド≫
チームGBのロッド・エリングワース監督の紹介でバルロワールドに加入。素晴らしいチームだ。国際色豊かで、チーム内の使用言語はイタリア語。たぶん自分が一番下手クソ。でもルームメイト(TdFの?)のロバート・ハンターがゆっくり喋ってくれて、教えてくれる。
ソレルはナイスガイで、母国語はスペイン語だけど、イタリア語も話す。彼ってまだ24歳なのに、みんなは40歳に見えるっていうんだ(←世界共通なのか…)。彼のために働いた。風除けになり、ボトルを運んだけど、チームメイト程は…。
ハンターはスプリンターだし、気が荒そうに見えるが、頼りになる男なんだろう。コックスにも入院費を貸していたし(涙)。英語圏の二人がイタリア語でゆ~っくりと会話しているのは絵的に楽しいw にしても、ソレルは全世界で老けキャラ。。。
≪2007≫
目標だった団体追い抜きの優勝でプロとしての自信もついたし、多くを学んだ。ナショナル選への挑戦は楽しみだったんだけど、洪水で延期。ツールの1週間後では疲れていて無理かもしれない(※ このインタヴューはTdFのStg.17後。ナショナル選には参加せず)。
ゲラントのナショナル選不参加について、ミラーが興味深いことを語っていたので後日。
≪ツール・ド・フランス≫
ツールは本当にハードだけどとても楽しい。ここまで来られるなんて思っていなかった。いろいろ学んでいる。Stg.8は最悪で、早い時点で脱落してしまい、100kmを一人で走らなくてはならなかった。なんとか最後の峠でグルペットに追いついたんだ。もう終わりかと思った。でもリタイアすることは考えなかった。どうやって走ったのか覚えていない。
いやー、よくHDにならなかった。頑張ったね!!
≪2008≫
目標は北京五輪の団体追い抜き。もうチーム(バルロ)の許可も得ているんだ。4~6週間ぐらいはトラックに集中する。クラウディオ(=バルロワールドのクラウディオ・コルティ監督。クリケリオンがバルセロナ五輪のRRで優勝した時の銀メダリスト)には大きな計画があるらしいんだ。楽しみだよ。
北京五輪が楽しみだ。コルティ監督は何を目論んでいるのだろう。 プロツアー入り!?
(photo: ViewImages.comより)
「この人名“Geraint”はなんと発音するのでしょう?」
「人生で初めて見る名前だ」
「ウェールズ人の自転車選手なんです。本人は発音についてこう言っています。『It’s with a hard ‘G’ – ‘Ger-ant』と」
「ゲラント」
「え!? ジェラントじゃなくて?」
「うん。ゲラント」
「じゃあ彼の名の短縮型は“Gez”っていうんだけど、ジェズじゃなくて…」
「ゲズ」
+++
重厚な名前だわ。“爆撃機”みたい(それゲルト・ミュラー←ぜんぜん違うし)。
という訳でゲラント・トーマスのインタヴューから。
PezCycling News: Tour de PEZ: Meet Geraint Thomas
≪経歴≫
12歳の時、地元のトラックチームに参加。他のスポーツもやったけど、自転車が楽しい。トラック競技会でイギリス中をチームメイトと旅をし、いつも明るい笑いに包まれていた。2004年、ジュニアの世界選スクラッチレースで優勝。2006年、エリートの世界選団体追い抜きで準優勝。そして今年、エリートの世界選団体追い抜きで金メダルを手にする。ヴィーゼンホフとサウニエルのスタジエールの経験あり。当時、山岳コース体験は体重が重すぎて辛かった。
脾臓破裂の大事故を乗り越え、夢だったツールにこんなに早く辿り着いたんだなー(参考: 2006-09-01 Fly High!)。意志も強いし、運も強い子なのかもしれない。
≪バルロワールド≫
チームGBのロッド・エリングワース監督の紹介でバルロワールドに加入。素晴らしいチームだ。国際色豊かで、チーム内の使用言語はイタリア語。たぶん自分が一番下手クソ。でもルームメイト(TdFの?)のロバート・ハンターがゆっくり喋ってくれて、教えてくれる。
ソレルはナイスガイで、母国語はスペイン語だけど、イタリア語も話す。彼ってまだ24歳なのに、みんなは40歳に見えるっていうんだ(←世界共通なのか…)。彼のために働いた。風除けになり、ボトルを運んだけど、チームメイト程は…。
ハンターはスプリンターだし、気が荒そうに見えるが、頼りになる男なんだろう。コックスにも入院費を貸していたし(涙)。英語圏の二人がイタリア語でゆ~っくりと会話しているのは絵的に楽しいw にしても、ソレルは全世界で老けキャラ。。。
≪2007≫
目標だった団体追い抜きの優勝でプロとしての自信もついたし、多くを学んだ。ナショナル選への挑戦は楽しみだったんだけど、洪水で延期。ツールの1週間後では疲れていて無理かもしれない(※ このインタヴューはTdFのStg.17後。ナショナル選には参加せず)。
ゲラントのナショナル選不参加について、ミラーが興味深いことを語っていたので後日。
≪ツール・ド・フランス≫
ツールは本当にハードだけどとても楽しい。ここまで来られるなんて思っていなかった。いろいろ学んでいる。Stg.8は最悪で、早い時点で脱落してしまい、100kmを一人で走らなくてはならなかった。なんとか最後の峠でグルペットに追いついたんだ。もう終わりかと思った。でもリタイアすることは考えなかった。どうやって走ったのか覚えていない。
いやー、よくHDにならなかった。頑張ったね!!
≪2008≫
目標は北京五輪の団体追い抜き。もうチーム(バルロ)の許可も得ているんだ。4~6週間ぐらいはトラックに集中する。クラウディオ(=バルロワールドのクラウディオ・コルティ監督。クリケリオンがバルセロナ五輪のRRで優勝した時の銀メダリスト)には大きな計画があるらしいんだ。楽しみだよ。
北京五輪が楽しみだ。コルティ監督は何を目論んでいるのだろう。 プロツアー入り!?
(photo: ViewImages.comより)
サウニエルのスタジエールだったんですか。彼は確かに見た感じ、”油断するとすぐ太るタイプ風”かもですね(笑)
やっぱり珍しい名前なんですね~。
Nacoさんにも聞かれ、Pezの人にも聞かれ(笑)。
でも注目されて嬉しいでしょうね。
私もイングランド人の英語の先生二人に尋ねましたが、一人目は「分からない、ジェラント?」で、二人目にPezの記事を見せて↑のやり取りに。
>油断するとすぐ太るタイプ風
くすくす♪ お肌なんかつやっつやですよねー(羨…)。
体にも脂が乗りやすいのでしょーか!?