HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

The Great Wall Sightseeing 1 - Sprint at the station?! - (北京北駅で集団スプリント!?編)

2013-11-05 18:42:38 | trip to Beijing 2013
ツアー・オブ・北京第4ステージの序盤を沿道観戦するため、北京北站(北京北駅)から八達嶺駅まで列車の旅。

八達嶺長城へは、バスの方が本数も多いしメジャーな交通手段らしい。しかし、バスは交通渋滞が心配。レースに遅れたら目も当てられない。何より、1時間半弱とは言え、鉄道の旅を体験してみたかった。

ただ少しばかり、不安もあった。

ガイドブックやネットの旅行記などを参考にさせてもらったが、刻一刻と変化する北京の交通事情。書いてあることが、それぞれ違うのだ(苦笑)。で、新しいものを中心に、現状の把握に努めたところ。。。

  • バスは、満席になれば次々と出発。
  • 列車は本数が少ない。
  • 根性で見つけ出した最新時刻表→s2线最新时刻表(2013年10月8日)
  • 時刻表は、黒字が毎日、赤字が金・土・日・月、緑が火・水・木(たぶん)。
  • 以前は全席指定で料金もそれなりだったらしいが、今は一等車も二等車も自由席で安い。
  • 混むので、駅には1時間前ぐらいに行った方がいいらしい。
  • 足が速い方が有利(!?)らしい。
  • 待合室から車両までは100mぐらいあるらしい。

    1時間も前に駅に行って、結局は足の速いもん順すか??? なんか理不尽な気もしたが、郷に入れば…だよね。

    +++

    7:58発の列車に乗るべく、7時15分頃北京北駅に到着。北京のSuica、一卡通(イーカートン)を持っているので、切符売り場はスルーして、自動改札を経て、待合室に入る。

    八達嶺駅行きのゲートには既に長蛇の列。待合室で座っているのは、他の列車の乗客だろう(←恐らく指定席)。こんなんで座れるのだろうか…と慄きつつ、列に並ぶ。隙間があると、どんどん人が割り込んでくるが、誰も気にする様子はないorz そういうものなのか? そういうものなんだろう…。ただ、むぎゅむぎゅ押したりはしない。するっと入ってくる。暗黙の了解なのか。振り返ると更に列は長くなっている。

    開門!!

    ゲートを抜けた客は列車めがけてダッシュ。やーん、、、マジですかー(泣)。ゲートを抜ける前の客は、やはり押すでもなく、細かく足踏みしている。タイヤを温めているのですか!?

    正直、ゲートが開く前は「席取りで走るなんて、大人げないなぁ。エレガントじゃないなぁ」と閉口していたんだけど、皆が走る姿を目の当たりし、スイッチが入っちゃった。

    「絶対、負けねぇーーー。負けるもんかぁぁぁーーー!!」

    と、絶叫しながら、ダッシュしました(←実話)。

    この時ほど自分がカヴェンディッシュだったら、否、ウサイン・ボルトだったら、と切に思ったことはないだろう。

    そして、老人やもたもたしたおばちゃんを非情なまでに抜き去り「やったぜ私!! 意外に速いぜ私!!」と悦に入った時、誤算が。

    予習や目視で100mと踏んだ距離は、実は倍の200mぐらいあることに気づいた。

    脚、売り切れorz

    この時ほど、ジルベールの気持ちが分ったことはない。黄金のタレ(涙)。

    「くまたろう!! 荷物よこせ!! パーーーース!!」
    「あいよ!! あとは頼んだよ!!」←脚色

    まあ、いぬたろうにバッグを持ってもらい、100m to goからは流し気味で、なんとが座席にありついた。113位タイム差なし(意味不明)。

    200mスプリントは、すきっ腹(←朝食抜き)に滅茶苦茶効いた。。。


    列車、長城号。電車ではなくディーゼル車みたい。


    北京北駅の異様に長いプラットホーム。ここを猛ダッシュ。
    何故、ゲートからそんなに離れた場所に停めるのか結構疑問(苦笑)。
    写真は往路では当然余裕がなく、復路で撮ったもの。


    (photos by kumataro)

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