HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

フレイレが僕にしてくれたことを今日はお返しする番だ

2006-03-18 17:38:22 | T. Dekker&Rabobank
というワケで、今日(ミラノ~サンレモ)はトーマス・デッケルが山でオスカル・フレイレを鬼引きするはず。

見苦しいまでに熱い「Provinciale Zeeuwse Courant」のトーマス・デッケル インタヴュー。

Provinciale Zeeuwse Courant: Thomas Dekker leeft als een monnik(=“トーマス・デッケル、修行僧として生きる”)

「イタリアのパスタとファッションとおねーちゃんが好き」などとうそぶいていたが、自転車選手として野心に燃える胸の内を明かす。面白い。

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妄想と推測を駆使し、覚書。
  • インタヴューは木曜日、Hotel Monte del Re(モンテデレホテル)で。
  • 世界選の後、イタリア行きを決めた。トレーニングにいい土地なので。チェッキーニ医師にコーチを依頼。
  • チェッキーニ医師によるトレーニングは思った以上の成果を上げる。
  • 皆は僕のことをぽっと出だと思うだろう。でも僕はアマチュアで6年、レースの経験はある。そして今やっとプロとして生きてゆける。普通の仕事もしない、勉強もしない、自転車だけの世界だ。プロの道は厳しいが、やってゆかなくてなならない。
  • ステージレースのティレノを優勝することが出来た。もっと大きなレースはまだだけど、狙っていきたい。自分にはそれが可能だと思う。
  • ティレノの恩返しするためにも、ミラノ~サンレモではフレイレノために働く。(Q: いつもエースでありたいと思わないのか?)そりゃもちろん。勝てるレースは勝っていきたいと思ってるよ。
  • 自分を信じ努力すれば、誰にだってチャンスはある。今、オランダは若手が台頭してきている。カルステン・クローンはティレノで9位だったよね。彼はアシストをこなしつつも、いい結果を残せた。CSCでチャンスを掴むだろう。
  • イタリア行きを羨ましがられることがある。僕が夜な夜なのディスコ通いで、忙しくしているとでも? 修行僧のような生活さ。自転車は本来シンプルなものだけど、仕事にすると大変なスポーツだ。
  • 僕には青写真がある。古いやり方は嫌いだ。皆を驚かせたい。
  • 僕はアタッカーではない。でもアームストロングのように、山でアタックをかけて、総合優勝が出来る選手になりたい。

映像の宝庫

2006-03-18 15:50:11 | T. Dekker&Rabobank
NOSのサイトは知っていたが、ラボバンク関係の映像がこんなにあろうとは。一生の不覚。何故ならば古いものは消えているorz 取り敢えず旬のものと、トーマス・デッケルのものを貼り付け。

【ボーヘルトの松葉杖姿】
おいおい、笑ってるよこの人。照れ笑いしてるぐらいで、思いの外大事には至らなかったよう。にしても松葉杖なのに、歩くのはやっ(1歩の幅がやたら大きい…)。体重軽いからかな。ハウステンボスの美術館にあったお言葉。「世界を創ったのは神様だが、オランダを創ったのはオランダ人だ」。つまり水浸しの低地をオランダ人は粘り強く造成し、生活地にしたということだ(たぶん)。何が言いたいのかというと、ボーヘルトはぬかるみにでもはまったのかよ、ということだ。nacoさんの情報によれば、階段落ちしたという説もあるが。どっちでもいいけど、早く治してね。CNによると、火曜日から自転車に乗りたいと言ってるようだが。まあ、無理せずに。

NOS Studio Sport: Verstoppertje kost Boogerd voorseizoen
(↑videoは右Mediatheekのビデオマーク“Michael Boogerd voordat hij het ziekenhuis binnenstapt”から)

【ミラノ~サンレモ前のトーマス・デッケル&フレイレ】
二人のインタヴュー。フレイレはスペイン語で、オランダ語字幕。私にとっては意味なしorz ティレノ出場組は、イタリアのホテルに居残り。トーマスはチェッキーニ医師やTdFについて聞かれる。フレイレは紛れも無くスペイン人だが、なーんか日本人っぽいつーか、風貌に親しみが持てるのよね。

NOS Studio Sport: Freire rekent op hoofdrol in Milaan-Sanremo
(↑ビデオ2種。“De Raboploeg in voorbereiding op Milaan-San Remo”は二人のインタヴュー。“Jeans Klassieken: de Primavera”はサイクリストの聖地、ギザッロ教会の紹介。こちらも興味深い)

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■トーマス絡みの映像メモ■

【世界選 2005】
うわああ。オランダ人絡みのものいろいろ。

NOS Studio Sport: WK OP DE WEG
  • “Reactie van Joost Posthuma en Thomas Dekker na hun tijdrit op de WK”(レース前)
  • “Een voorbeschouwing op de WK-tijdrit voor mannen met Thomas Dekker en Joost Posthuma”(レース後)←2004年世界選U23のポディウム映像が少し挿入されているが、トーマスのふて腐れっぷりが面白い。
  • “Een voorbeschouwing op de WK wielrennen”←何故かツール・ド・ポローニュ舞台裏。ファンヘースウエイクやクナーフェンも。トーマスはサインをねだる子供達に囲まれる。
  • “Reportage over de voorbereiding van de Nederlandse WK-ploeg op het WK wielrennen in Madrid”←世界選オランダチームの練習風景。ファンヘースウエイクとお喋りするトーマス。

    ※ 他にも映像・音声いろいろ。

    【オランダ選手権2005 タイムトライアル】
    TTオランダチャンピオンを防衛するトーマス。

    NOS Studio Sport: Tijdrittitel voor Dekker en De Goede
  • “Verslag van het NK tijdrijden bij de dames”(前編)←レース前のエリック&トーマスのインタヴュー。女子チャンピオンの走り。しかしオランダというのはホントに低地なんだなー。コースは水辺でまるで荒川か多摩川の土手のよう。
  • “Verslag van het NK tijdrijden bij de heren”(後編)←今回一番の掘り出し物かな。トーマスの走り。オランダののどかな風景が心地よい。最終走者。家族と抱き合う。レース後のインタヴューは「やったオレ!」って感じで、アドレナリン出まくりの興奮状態。自信にみなぎる眼差し。

    【エネコ・ツアー 2005】
    トーマスは少しばかし。黄色い特別ジャージはリーダーじゃなくて、新人賞。ボビー・ジュリックは英語でインタヴュー。

    NOS Studio Sport: ENECO TOUR

    【ジロ・デ・イタリア 2005】

    NOS Studio Sport: GIRO D'ITALIA
    “Interview met Thomas Dekker”トーマスの単独インタヴュー。グランツール・デビューについてかな。