黄昏が近づくとフクロウは飛び立つ準備を始めます。暗闇で木に激突。最近は夜目、遠目が効かなくなって来ました。
黄昏れたフクロウ
小泉淳作展
日本橋高島屋で27日までやっている小泉淳作展を見てきた。招待券をもらったから出かけたわけだが、10月14日から横浜高島屋でも展示するらしい。交通費を考えるとどちらで見たほうが得なのか微妙な状況だ。
小泉淳作は日本画家で、今回の展示は東大寺本坊襖絵完成記念。
会場に入るとまず目に入るのがハスの花を描いた40面の襖絵。泥の中でも美しい花を咲かせる蓮を、清らかに生きる人間の有るべき姿に喩えたということらしい。
襖絵としてはその他にしだれ桜や吉野の桜が出展されていて、ビデオではその製作過程が紹介されていた。
この展示会では東大寺の襖絵以外に小泉淳作の代表作の山水画や静物画も展示されている。私にとってはこちらのほうがはるかに興味をひかれた。
山水画では岩木山。モノトーンの大作なのだが、冠雪の白が輝いているのが印象的である。
そして静物画では墨蕪図の精密さ。そして、筍の明るい色彩と精密な描写の中に、単なる写実ではなく特徴を抽出しての表現。三宝柑の肌の質感もすばらしいものであった。
横浜高島屋の招待券がきたら、もう一度見てみたい展示会であった。
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小泉淳作は日本画家で、今回の展示は東大寺本坊襖絵完成記念。
会場に入るとまず目に入るのがハスの花を描いた40面の襖絵。泥の中でも美しい花を咲かせる蓮を、清らかに生きる人間の有るべき姿に喩えたということらしい。
襖絵としてはその他にしだれ桜や吉野の桜が出展されていて、ビデオではその製作過程が紹介されていた。
この展示会では東大寺の襖絵以外に小泉淳作の代表作の山水画や静物画も展示されている。私にとってはこちらのほうがはるかに興味をひかれた。
山水画では岩木山。モノトーンの大作なのだが、冠雪の白が輝いているのが印象的である。
そして静物画では墨蕪図の精密さ。そして、筍の明るい色彩と精密な描写の中に、単なる写実ではなく特徴を抽出しての表現。三宝柑の肌の質感もすばらしいものであった。
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