■福井大学柔道部のOB会に出席。吉村くんとの車に乗せてもらって旅館まで。久しぶりの面々。佐野会長は体調不良で欠席だが退職した広部先輩や、横浜から駆けつけてくれた山本先輩,等々出席していただいた。昭和46年組は相変わらずの健在ぶり。
吉村くんは福井新聞に連載の「忠先生の科学教室」シリーズの復刻版を持参して皆に配布。この記事一つ一つがかなりの内容なのだがこんな薄っぺらな冊子になるとありがたみがうすれそう。読んでみると好きなことをじっくり調べているなあ、と感心するが、車中で定年後の財政の話題になるとただの公務員らしくその社会常識の貧困さは目を覆いたくなる。所得税や簿記会計知識は皆無にちかい。
宴会が始まり、誰も聞いていない自己紹介はいつともなく終わり、仲村せんせいの恒例、独演独唱。これがなんと45年前とあまりかわっていない。が、前回5年前よりひとまわりいじょう痩せていた。この前はご健在だった長谷川先生もなくなって、これからは物故者が増えるばかりなのに、福大柔道部は今は現存しないとのこと。平成12年の桜木くんが参加者中一番若くて、もう続きそうもない。5年後まで誰が生き続けられるか、、一体これはなんちゅう会なのか。
さて2次会と称して和室に集まった面々話に花が咲く。機械商社をスピンアウトしてアジア各地でユニークなものづくりをしている酒井先輩の話がはじまる。教育はアカン、技術者はアカン、社会保険はアカン、最近の学者は無学でアカン、、そうや、そうや、、みたいな話で僕がUS留学中の知見を語ると、「それやー」「わかってる」「今度うちで話してくれ」、、みたいなのりで酔っ払って、、、。息子が弁護士になって継いでくれんのや、、とか。
別にたいして年が違うわけでもない同じ年寄りのくせに妙に先輩にこびてみたり、話し方が違ったりして、、考えてみれば変な集団だわ。随分とジェネレーションギャップがあって顔も名前も知らない人達、これが自己紹介する間もなく酔っ払って次は5年後、、。ちょっと自己紹介くらいする時間作ってもいいんじゃないか?もったいない、、「そやなー」みたいなはなしで終わり!
じゃあ5年後!