30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

いまが旬!のカブ(4)

2009-01-17 | その他

12月に痛めた腰がようやく回復してきてほっとしているがまだ不安だ。これほど長引くとは思わなかった。これで久しく歩いていない山へ行けると安心したとたん、こんどは突然に「飛蚊症」に襲われた。目の前をゆらゆらと糸くずやクモの巣のようなものが浮遊している。あわてて眼医者に行った。しばらくは激しい運動をやめるようにとのこと。うっとうしくて仕方ない。腰痛の用心で寝転がっていても本を読めないとなると、どうしようもない。うまくいかないときはこうだ。

しかたない百姓仕事に精出すしかないようだ。
霜があたって一段とうまくなる野菜の4回目はカブ。
カブは美しい。泥を落とすとしっとりとした白い肌が現れる。日にかざすと透明感が出てくる。いまの時期のカブは煮物にすると実にうまい。煮えるのも速いのだが、そのトロリとした舌触りは格別だ。カブには寒さをよけるため、上に一枚寒冷紗をかぶせてあるのだが、いまの時期は寒さにやられて葉が傷んでくる。料理するときはカブの葉は捨てないことだ。このところ自分で料理しているので、カブのうまさと、カブの葉のうまさを実感している。やわらかいので煮すぎないようにと料理本にはあるのだが、煮すぎていまにもくたくたに崩れてしまいそうで、口に入れるとすぐに消えてしまうのもまんざら捨てたものではない。昨冬はこのカブをスパゲティにして楽しんだのだが、この冬はまだ一度も作っていない。この冬は未熟な腕で台所に立っている。このカブには世話になっている。これほど重宝するとは思わなかった。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カネコ種苗の展示会 | トップ | 低精米の酒 »
最新の画像もっと見る

その他」カテゴリの最新記事