30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

サツマイモ苗の入手に四苦八苦ーことしは栽培をあきらめようかと

2022-05-29 | サツマイモ

サツマイモの苗、やっと入手できた
例年通り70本ぐらい植え付けた

サツマイモの苗が手に入らない。原因は基腐(もとぐされ)病。苗の出荷がきわめて少なく、たとえ入荷しても、量が少ないためにすぐに売れてしまう。

いつも買うのはジョイフル本田かホーマック。予約はできない、取り置きはできないというのだから、入手するにはダメもとで店まで出向かなければならない。2度ほど空振りした。仕方ないとはいえ不満が残る。

異常事態。よもやサツマイモの苗の入手でここまで苦労させられるとは思わなかった。

サツマイモの苗は70から80本を5月中旬に植えつけ、9月中旬ぐらいから順次掘りだして食べていく。この量を一人で4月初旬まで、ふかしては食べる。イモ爺だ。決まって昼食後にちょっと甘いものが欲しくなる。ふかしたサツマイモがそれになる。

菜園は大幅に縮小したが、サツマイモ栽培の農地は別に確保したくらいで、はやばやと黒マルチを張って準備をおえている。いつでも植え付けができる状態になっている。

ここまでしておいて、苗が手に入らないというのだから困った。

店側は、この先いつ入荷するか予定がわからないというばかり。しかし不思議なことが起こった。農家はどこからか入手していつの間にか植えつけてる。だかいつもより少ないことは確かだ。やはり苗不足。

頼りにしてる農家はやっと苗を入手できたものの、例年の半分ぐらい。ほんの少しでいいから回してくれとは言えない。

なんとかならないものか。焦ってきた。そこで、すでに植えつけている農家、それほど親しくはしていないのだが、窮状を訴えると、なんとなんとすでに植えつけてある苗を引き抜いて10本ほど分けてくれた。ありがたい、とはこのことだろう。

ここからはケチケチ作戦。10本の苗はほどほどに大きい。半分に切って20本の苗にした。家庭菜園歴35年は伊達ではない。これまでの経験を生かして根付かせる。これがうまくいった。20本のうち18本が根付いた。

半分に切った苗はうまいぐあいに根付いている

ことしはこれだけの少ない本数でいくしかないのか。そうあきらめていたところ、朗報があった。またまた別の農家が種苗店を紹介くれた。すぐに電話した。苗の入荷はおしまいだが、特別な注文があったから、そこに上乗せしてくれることになった。滑り込みセーフ。それが5月24日のこと。5月28日に入荷する予定だ。

電話があった、入荷した、と。自転車を飛ばして片道35分。やっと手に入れた。立派な苗である。執念で手に入れたといいたいところだが、ここまで苦労するとは思わなかった。ほとんどあきらめかけていただけに、なんともうれしい知らせであった。

すぐに28日に植えつけた。これで安心。ことしもサツマイモが食べられる。


      
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