30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

冬を越す野菜ー青々と葉を広げるソラマメ

2012-12-12 | ソラマメ

今年は不調が続いた。というより今年に入って、膝に、肝臓に、心臓にといっせいに体のあちこちから故障が出てきた。オレはまだまだ若いと思っていても、加齢が現実になってきた。おのれをクソジジイなんて自嘲気味に冗談ぽくいっていたのだが、とうとう冗談ではなくなってきた。もともと体は丈夫なほうではない。膝はたぶんこれまでの山歩きが影響しているのだろうし、肝臓は肝休日なしに酒を飲み続けてきたツケが回ってきたのだろうが、心臓だけは心当たりといえば気が小さいくらいなものだから、さすがに医者の指摘はショックだった。風呂上りの姿を鏡で見ると、外見だけはまだまだいけると満更でもないのだが。

それにしても大学病院は人が多い。こんなにも患者が多いのかと目の前の光景をみて立ちすくんだ。老人であふれかえっている。これからは団塊の世代がどーんと病院へやってくる。体の調子が悪いと心に影響する。これが一番つらい。

そんな気分とは裏腹に、ソラマメの畑はもやもやした気分を一掃させてくれるほど清々しい。青青とした苗が、黒い土とのコントラストでいっそう鮮やかに見えて、つやつやとした輝きだ。気分もこうありたい、と願うばかりである。

ソラマメも冬を越す。10月下旬にタネをまき、来年5月下旬から収穫が始まる。

タネは6月下旬に自家採種したものだ。それを10月中旬にまいた。いつもは一カ所に1粒だか、今年は2粒まいたから、いま一カ所から2本の苗が出ている。自家採種のタネでも発芽率はよい。きれいに芽が出そろった。たぶん春先までに欠株が出てくるだろうが、今年は一カ所2株になるから、1株が枯れても補ってくれるはずだ。

今年からアブラムシ対策に浸透性の殺虫剤を使うようにした。これまでアブラムシにはさんざん苦労させられてきただけに、その効果に驚いた。ほとんどアブラムシによる被害はなくなった。毎日毎日がアブラムシとの戦いがウソのようだ。駆除の手間がなくなった。周囲の農家は以前から農薬を使っていたようで、殺虫剤を使わないでよく収穫できていたね、なんていわれる。たしかに収穫できていたのだが、ここ3年ほどはアブラムシの攻勢で収量ががたんと減った。全滅に近い年もあった。ソラマメだけには殺虫剤ありだなと自分を納得させている。


           

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