9月25日にタネをまいたカブ。あればあったでなにかと重宝し、大いに助かるから欠かせない。もっと作っておくかなと10月初めには2回目のタネをまいた。
今年はカブのタネまきを忘れていた。気がついたからいいようなものだが、タネまきの種類が多いとまき忘れることもある。とくに目立たない小ものはそうだ。
最初にまいたものは、いまは親指くらいの大きさまで育っている。11月中旬にもなれば収穫ができるだろう。みそ汁に漬物にと活躍してくれる。特に漬物にした茎はシャリシャリ感があってなんともうまいものだなと思う。
カブは寒さにあたるほどうまくなる。霜にあたればいっそう甘くなる。そのうまさは格別だ。霜にあたると葉は黄色く変色して見た目が悪くなるのだが、凍てついたカブは、透明感が出て、ほろりと溶けるほどやわらかくなる。「やるもんだな」と思う。