30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

最後に収穫した大量のゴーヤーは佃煮にして消費

2020-09-28 | ゴーヤー

ゴーヤーの収穫はこれが最後。こんなにも葉の裏に隠れていた

朝夕は肌寒くなった。くしゃみばかりしている。ついこのあいだまで猛暑にあえいたのがウソのようだ。

夏野菜はゴーヤーを最後にすべて終わった。この夏はなにを勘違いしたのか2株植えてしまい、そのうえ猛暑だったので豊作であった。次々に取れる。食べるのに追われたが、あれば重宝する。苦みはちっとも苦にならない。好きである。ゴーヤーチャンプルーなどにしてほとんどを炒めて食べた。この夏ほどゴーヤーを食べた年はないだろう。

9月末、そろそろゴーヤーの収穫はおしまい。ネットに絡んだつるを切り落として始末する。これが意外と面倒だ。手間がかかる。その作業をしていると、葉の裏に隠れて、見逃していたゴーヤーがつぎつぎと姿を現す。残りは少ないはずだと思っていただけに、予想以上の数になり、こんなにもまだあったのかと。

こんなにあって、どうしよう。知り合いに分けた。それでもまだかなり残っている。このままだとむだにしてしまう。そこでいつものようにネットで大量消費のレシピを探す。

ゴーヤーの佃煮、を見つけた。ゴーヤーが佃煮になるのか? おもしろい。これならたぶん大量のゴーヤーを消費できるはずだ。すぐに作ってみた。10本以上をつかった。もっと使って在庫を減らしたいのだが、薄く切って鍋に入れたらあふれるほどだった。

調味料を入れて煮詰める。なんとまあ、あれだけのゴーヤーが驚くほどカサが減った。水分を飛ばすとこうなるのだろうが、そうとわかっていたら、20本以上使ってもよかったか。

これだけの量を佃煮にするには、かなりの時間火にかける。鷹の爪を、入れすぎたかなと後悔するぐらい加えてみた。

どこまで煮詰めたらいいのか、これは好みの問題。かなり煮詰めた。これを新米のご飯にのせて食べた。なかなかいける。まずくはない。辛みがあるから、飲んべえの仕上げのご飯にはいい。うまい! というほどではないが、ゴーヤーの大量消費のレシピにしては合格だ。もっと早く、夏の時季に知っておけばよかったと思えるレシピだった。


2020年の読書
2020年9月の読書
・雲を紡ぐ(伊吹有喜著、文藝春秋)
・念入りに殺された男(エルザ・マルポ著、加藤 かおり訳、早川書房)
・背中の蜘蛛(誉田哲也著・双葉社)
・三体 [1](劉 慈欣著、 大森望訳、光吉さくら訳、 ワン チャイ訳、 立原 透耶監修・早川書房)

2020年8月の読書
・彼女たちの部屋(レティシア・コロンバニ著、齋藤可津子訳・早川書房)
・越前竹人形、北野踊り(水上勉全集第3巻・中央公論社)
・猫を棄てる(村上春樹著・文藝春秋)
・ザ・ロイヤルファミリー(早見和真著・新潮社)

2020年7月の読書
・少年と犬(馳星周著・文藝春秋)
・暗い森を抜けて(黒川創著・新潮社)
・銀花の蔵(遠田潤子著・新潮社)
・ダリエン地峡決死行(北澤豊雄著・産業編集センター)

2020年6月の読書
本棚から「金閣炎上」を引っ張り出した。奥付は昭和54年10月25日7刷とある。40年ものあいだ積読、と思っていたのだが、読み進めていくと既読感がずっとあった。

・じんかん(今村翔吾著・講談社)
・稚児桜(澤田瞳子著・淡交社)
・金閣炎上(水上勉著・新潮社)

・独ソ戦(大木毅著・岩波新書)

2020年5月の読書
・たまたまザイール、またコンゴ(田中真知著・偕成社)
カーテン(アガサ・クリスティー著、田口俊樹訳・早川書房)
・火星の人(下)(アンディ・ウィアー著、小野田和子訳・早川書房)

2020年4月の読書
コロナ禍で外出自粛。読書三昧で積読を少しは解消できると思ったがダメだった。菜園のほうが忙しくなったためだ。

・火星の人(上)(アンディ・ウィアー著、小野田和子訳・早川書房)
・ロビンソン・クルーソー(ダニエル・デフォー著、鈴木恵訳・新潮文庫)
・潜入ルポamazon帝国(横田増生著・小学館)

2020年3月の読書
70を過ぎたいまになってやっと源氏物語を読み通すことができた。角田光代訳の「源氏物語」(下)巻を手に取った。新刊である。これまで(上)と(中)の巻を読んできた。源氏物語は挫折の連続だった。円地文子訳、谷崎潤一郎訳でつまずいた。今日明日をも知れぬ命の高齢者となったいま、これが最後の機会だなとその覚悟で角田光代訳にのぞんだというわけである。わたくしの小さな脳みそでは原文を読むことなんて考えられない。現代語訳で筋を追うだけで精いっぱいであった。

・角田光代訳「源氏物語(下)」(池澤夏樹=個人編集日本文学全集、河出書房新社)

2020年2月の読書  
・ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(ブレイディみかこ著・ 新潮社)  
・大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件ーなぜ美しい羽は狙われたのかー
(カーク・ウォレス・ジョンソン著、 矢野 真千子訳・化学同人) 
・待ち遠しい(柴崎友香著・毎日新聞出版) 
・おらおらでひとりいぐも(若竹千佐子著・河出書房新社)

2020年1月の読書
「熱源」を読み終えた日の夜に直木賞の発表があった。
・定価のない本(門井慶喜著・東京創元社)
・熊の皮(ジェイムズ・A.マクラフリン著、 青木千鶴訳・早川書房) 
・帰還ー父と息子を分かつ国(ヒシャーム・マタール著、金原瑞人・野沢佳織訳・人文書院)
・熱源(川越宗一著・文藝春秋)

⇒2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧


 

 

 


      
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