30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

安売りサンマで干物づくり

2016-02-02 | その他

 

1月31日、毎冬恒例のサンマの干物づくりをした。干物の自家製はうまい。買ってきたものとは違う。それだからこそ毎冬作ろうと意欲がわいてくる。時期はやはり厳寒期のいまがいい。切り干し大根などの乾物と同じである。

かみさんが新聞のチラシを見せてくれた。サンマの安売りがあった。これを狙っていつも干物をつくる。乾物と同じで干物だって新鮮で生きのいいのがうまい。

こんかいは、開きの干物をつくることにした。昨年は開きと丸干しの両方をつくった。サンマはどちらにしてもうまい。

サンマを8匹買った。魚の数え方が気になるが、身についた言い方は「匹」や「本」になる。「尾」ともいうが「8尾ください」とはわたくしは言わない。
「8匹ね。頭落として開いてくれるかな」
特売だからたぶんだめだろうと思っていたのだが、念のため尋ねてみた。やはりそうだった。

魚をさばくのはもっぱらかみさんだ。わたくしが出刃包丁を握って魚をさばくのは年に一度のこの機会ぐらいなもの。当然ながら上達しない。それでもこれまで下手なりにさばいてきた。今回だってそのつもりでいた。かみさんがいうには、頭とはらわたぐらいは魚屋さんがやってくれるのではないかという。それならと思っていたのだが、結局はダメだった。

となると自分でやらざるを得ない。頭を落とし、はらわたを出す。ここまではいい。それからが問題だ。きれいに開くことができない。見た目が悪い。それでもやらなければならない。食べるのは自分とかみさんだけだ。まあ文句も出ないだろう。

次は塩水につける。2リットルの水で5%の塩水をつくる。昨年はこの濃度で2時間ほどつけた。少ししょぱかった。こんどは30分ぐらい? いやそれでは短いか。小一時間ほどつけた。

これを干し網に並べる。この日は晴れていたが風が弱い。あまりいいコンデションではない。2階のベランダに洗濯物といっしょに干した。夕方、かみさんの検分では「もう干しあがっている」というのだが、わたくしはまだ干したりないのではと思い、翌2月1日も2時間ほど風にあてた。

8枚の干物ができた。2人暮らしだから4回に分けて食べる。今晩食べる2枚を残して、6枚は冷凍庫にラップに包んで保存。焼きたて熱々にかぶりつく。自家製はやはりうまい。夢中になるくらい味はいい。惜しむらくはこんどもわずかにしょぱかったことか。次回は塩水濃度を薄くするか、それともさらにつける時間を短くしたらいいのか。宿題になった。これだから次につながるし、楽しみになる。たぶんもう一度くらいサンマの安売りがあるだろうから、こんどこそは。


         
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