30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

春を待つ越冬野菜(2)ーキヌサヤエンドウ、ソラマメ、根深ネギ

2022-02-17 | ソラマメ

わが家では、蝋梅が色あせてくると代わって白梅が咲き始めてくる。けさ4輪が咲いているのを見つけた。これからは春の花が待ち遠しくなる。

春を待つ越冬野菜の2回目は、キヌサヤエンドウ、ソラマメ、根深ネギの3種類。写真はいずれも2月15日現在の姿。

・まずはキヌサヤエンドウ。ことしからスナップエンドウの姿がない。キヌサヤだけに絞った。タネは10月末日に育苗箱にまき、発芽するとすぐに定植した。この地域では寒害に遭うことが多い。そのため冬を越すには防寒対策が必要で、防虫ネットまたは穴あきビニールをトンネル掛けしている。どちらにするか毎回悩む。
厳寒期の1月だけに限れば、穴あきビニールが安全策となるが、たまに気温が上昇するとかえって失敗することがある。ことしは防虫ネットで通した。元気でいる。無事に冬を越せそうだ。3月に入るとすぐに防寒を取り外し、こんどは支柱とネットを張る。

・ソラマメに防寒対策は不要だ。葉はいくぶん傷むがまず問題はない。キヌサヤ同様に10月末日に苗床にタネをまき、芽が出たらすぐに定植。ソラマメは春先までなんの手間もいらない。生育も順調だ。手間がかかるのは春を迎えるこれから。
まず3月に入り気温がしだいに上がってくると、最大の敵となるアブラムシが発生してくる。春はこのアブラムシとの戦い。当方の武器は殺虫剤。これなくしては真っ当なソラマメを食べることができない。つぎに倒伏しないように土寄せをしながら、同時に枝を剪定していく。花が咲き、莢がついてくると、なんとか収穫できるめどがたってほっとするものだ。このような作業を経て5月にソラマメが食べられる。

・根深ネギは冬に食べる。12月から2月までが旬で、食べようとすれば11月からも食べられるのだがまだ硬い。2月のいまはちょうどラストスパートをかけて、無駄にしないようにと毎日のように食べている。旬は2月いっぱいまでと決めているから楽しめるのもあとわずかとなる。
根深ネギ栽培は育成期間が長い。当方ではタネまきから収穫まで14カ月ほどかかる。ことし11月から食べる根深ネギは、すでに昨年10月にタネをまき、いま苗を育てているところで15センチ前後に育っている。冬はキヌサヤと同じく寒害に遭うため、念のため防寒対策をしている。いまは防虫ネットをトンネル掛けしている。
春になると苗を選抜して植え替える。苗が大きくなる6月下旬から7月初旬に定植するという段取り。根深ネギはなにかと手間がかかる。年を取ると面倒に感じる。それでも冬ネギのうまさは格別だから、手間を惜しまないでやっている。


      
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