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30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

菜園も仕事納め

2012-12-29 | その他

この厳寒期でも直径20㌢ぐらい(上の写真)の大きさのブロッコリーが収穫できている。自分で育てたとはいえ、ありがたいことである。正月用の野菜の収穫をすべて済ませて、わが菜園も仕事納めとしたいのだが、年末年始も小さい葉ものを摘むため、寒風吹く中、自転車をこいで、ちょこちょこ出向くことになる。ホウレンソウなど小さな野菜は新鮮なものに越したことはないからだ。

この「百姓日記」ブログも満7年になった。よく続いているなあと、「あきっぽい」が自慢の私自身が一番驚いている。公開しているから日記というより記録といったほうがいいのかもしれない。

今年は7年目にしてページビュー(PV)が通算300万を超えた。これで商売をしているわけではないからPVにはあまり関心がない。気にしていないといいながら、訪問者数(IP数)のほうは気になるものだ。ことしは訪問者数もやっとのこと100万人を突破するものと見込んでいたのだが無理になった。たぶん内容のマンネリがひびいて、このところ訪問者数が減ってきている。訪問者数100万人は来年に持ち越しだ。そのため来年もしこしこと書き連ねていくことにした。こんな目標があるからこそ書いていけるのだろうが、この年になるとパソコンに向かい駄文を書くのがいい頭の体操になっている。

来年はいよいよというか、「高齢者」の仲間入りだ。それを見越したのか今年は不調だった。膝に肝臓に心臓ときた。ヤバいなと思いながらも検査結果はそれほど悪くはないようで安心しているのだが気が抜けない。不調で困るのは、体ばかりではなく心までも弱らせることだ。そんな時はがんばって心を奮い立たせるしかない。

この不調で、今年の山歩きはいつもの半分以下になった。不調だと山を歩こうという意思が弱くなる。年を取るにしたがい、山歩きの回数はしだいに減るだろうくらいだれも予想できるのだが、急に不調がやってくると戸惑うばかりだ。まだまだ歩きたい山は山ほどある。あと5年、70歳までは山歩きができるだけの体力と気力を維持していきたいと欲張りに願うばかりだ。

時の流れは体に変化をもたらす、そう実感した年だった。こんなことを書いている自分が年寄り臭くてどうもいやだ。年寄りがぼやいているようでいやだ。いやだ、いやだといってもそうなんだから仕方ないだろう。そうでもやはりいやなものだ。いましばらくはいやだを意識しながら来年も生きていきます。


この1年に毎月読んだ本を記録してきた。読書の時間はたっぷりできたというのに、目が弱くなり長時間本を読むことができなくなった。皮肉なもんだ。どんなに勧められようとも活字の小さいものはだめになった。もう見ただけで敬遠してしまう。むずかしいものもだめだ。強力な睡眠薬になってしまう。そうだから、この1年間に読んだ本を見ると、確実に傾向は年ごとに変わってきている。

2012年の読書
12月の読書
・カラマーゾフの兄弟2 (ドストエフスキー著, 亀山 郁夫訳・光文社古典新訳文庫) 
・湿地(アーナルデュル・インドリダソン著・東京創元社)  
・アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極(角幡唯介著・集英社)
・探検家、36歳の憂鬱(角幡唯介著・文藝春秋) 

11月の読書
・カラマーゾフの兄弟1 (ドストエフスキー著, 亀山 郁夫訳・光文社古典新訳文庫) 
・中国と 茶碗と 日本と(彭 丹著・小学館)
・佐渡の三人(長嶋有著・講談社)

10月の読書
・昭  田中角栄と生きた女(佐藤 あつ子著・講談社)
・砧をうつ女(李恢成著・集英社 戦争文学全集17 「帝国日本と朝鮮・樺太」)
・去年今年(木山捷平著・講談社)
・ノックの音が(星新一著・新潮文庫)
・横しぐれ(丸谷才一著・小学館昭和文学全集23)

9月の読書
・特捜部Q ―Pからのメッセージ― (ユッシ・エーズラ・オールスン 著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
・鍵のない夢を見る (辻村深月著・文藝春秋)

8月の読書
・母の遺産-新聞小説 (水村美苗著・中央公論新社)
・抗争 (溝口 敦 著・小学館新書)
・起終点駅(ターミナル)(桜木紫乃著・小学館)
・大陸の細道(木山捷平著・講談社文芸文庫)

7月の読書
・被差別のわが半生(山下力著・平凡社)
・天地明察(冲方丁著・角川書店)
・下駄にふる雨/月桂樹/赤い靴下(木山捷平著・講談社文芸文庫)
・おじいさんの綴方/河骨/立冬(木山捷平著・講談社文芸文庫)
・ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上)(スティーグ・ラーソン著・ 早川書房)
・ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(下)(スティーグ・ラーソン著・ 早川書房)

6月の読書
・楽園のカンヴァス(原田 マハ著・ 新潮社)
・紅梅(津村節子著・文藝春秋)
・ちくま日本文学 江戸川乱歩(江戸川乱歩著・筑摩書房)
・ミレニアム2 火と戯れる女(上)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)
・ミレニアム2 火と戯れる女(下)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)

5月の読書
・罪悪(フェルディナント・フォン・シーラッハ著・東京創元社)
・曠野(チェーホフ著・岩波文庫)
・PK(伊坂幸太郎著・講談社) 
・K(三木卓著・群像2012年2月号)
・戦争はなぜ起こるか(A・J・P・テイラー著・新評論)
・ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)
・ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(下)(スティーグ・ラーソン著・早川書房)

4月の読書
・アイアン・ハウス (ジョン ハート著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 
・城を噛ませた男 (伊東潤著・光文社)
・中国化する日本 日中「文明の衝突一千年史(與那覇潤著・文藝春秋)
・新釈諸国噺(太宰治全集7・筑摩書房)
・太宰治 滑稽小説集(太宰治著・みすず書房)
・解錠師(スティーヴ・ハミルトン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

3月の読書
・犯罪(フェルディナント・フォン・シーラッハ著・東京創元社)
・ラブレス(桜木紫乃著・新潮社)
・特捜部Q ―檻の中の女― (ユッシ・エーズラ・オールスン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
・すべて真夜中の恋人たち(川上未映子著・講談社)
・蛍の航跡―軍医たちの黙示録(帚木蓬生著・新潮社)

2月の読書
・遺体―震災、津波の果てに(石井光太著・ 新潮社)
・彼女はもういない(西澤保彦著・幻冬舎)
・半島へ(稲葉真弓著・講談社)
・海松(稲葉真弓著・新潮社)
・二流小説家 (デイヴィッド・ゴードン著・ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 
・下町酒場巡礼(大川渉著・ちくま文庫)
・下町酒場巡礼もう一杯(大川渉著・ちくま文庫)

1月の読書
・六白金星・可能性の文学(織田作之助著・岩波書店)
・コンニャク屋漂流記(星野博美著・文藝春秋)
・蠅の帝国―軍医たちの黙示録(帚木蓬生著・ 新潮社)


       

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