8月21日収穫の赤色と黄色のカラーピーマン、それに普通の緑ピーマン
気まぐれで黄色と赤色のカラーピーマンをはじめて作ってみた。
ピーマンといえば毎年緑色のものばかり。緑色のピーマンだって収穫を遅らせて完熟させると赤く色づいてくるから、カラーピーマンを作ることもなった。
ビーマンは鈴なりにできる。豊産だ。スーパーで見ても安い。隣のパプリカを見るとこれが普通のピーマンよりもずっと高い。なぜこんなに高いのだろうといつも疑問に思うのだが、いつも調べもせずに話はそこで終わっていた。
だが、ことしはたまたまカラーピーマンの苗を見つけた。なぜか育ててみようかという気になって赤色と黄色のものを1株ずつ買った。栽培してみて、なぜ高いのか、すこしわかる気がした。
その前にまた疑問だ。パプリカとカラーピーマンはどこが違うのか。ネットで見ると(間違っていたらごめんなさい)、要はサイズの違いかなとわたくしなりに解釈した。サイズが大きい方がパプリカになる?
鈴なりのふつうの緑色ピーマン
ということでことしはピーマンとカラーピーマンの両者を育てている。同じピーマンなのだから育て方に変わりはあるまい。もちろん露地栽培である。
両者とも、一番花の下のわき芽はすべてかき取り、倒伏しないよう支柱を立てて結束する。これだけである。あとは実のなるのを待つだけだ。育てるというより放任栽培である。
普通のピーマンは花が咲けばすぐに実がなる。一方カラーピーマンははじめはもちろん緑色だが、それから完熟して、赤色、黄色になるまで時間がかかる。ピーマンに比べて栽培日数が長くなる。これまでの経験でよくわかる。
カラーピーマンはピーマンよりも一回り大きい。それに肉厚だ。やっと赤色、黄色になって収穫しようとすると、尻腐病になったり、虫に食われたりしているのが多い。無傷のカラーピーマンがなかなかえられない。露地での栽培はなかなか難しい。そのため栽培農家はハウス栽培が主だというがそうだと思う。
栽培してよくわかったことは、パプリカ、カラーピーマンはピーマンに比べて栽培日数が長いこと、それに病虫害の被害を受けやすいことだ。放ったらかしでも病虫害に強い緑のピーマンとは違った。
ここにきて(8月中旬~)、放任栽培でも、やっとまともなカラーピーマンを収穫できるようになった。それが冒頭の写真。
ピーマンの苦味は完熟させると甘くなる、うまいと思う。これまで普通のピーマンを完熟させたものを食べてきたからよくわかる。
しかし好みは千差万別。わたくは緑色のピーマンの苦味が嫌いではない。年を取るごとに好きになっていく。パプリカやカラーピーマンの甘さもいいのだが、緑色のピーマンの苦味は捨てがたい、といいたい。
ここにきて(8月中旬~)まともな黄色と赤色のカラーピーマンが取れだした