曼珠沙華が咲いて一段と秋の気配を感じる。夏野菜はおしまいになった。菜園は秋冬野菜で徐々に占められてきた。
夏野菜のさいごに、定番のナス、ピーマン、トマト、キュウリ。定番というくらいだからなくてはならない存在で一番によく食べる。でもあまりに定番すぎて、このブログではなかなか取り上げる機会がない。
トマトとキュウリはとうに終わっている。ナス、ピーマン、シシトウがここにきて収穫の最期を迎えた。
これら3つはたくさん取れる。豊産である。それゆえつい収穫をさぼってしまい無駄することが多かった。この夏は違った。頃合いを見てきちんと収穫した。そして食べた。この夏ほどきちんとナス、ピーマン、シシトウを収穫して食べた夏は珍しい。
しかし収穫したものの、多く取れすぎるからやはり食べないで無駄にしてしまう。そこでピーマンとシシトウは常備菜にする。わたくしにできるのは短時間で手間がかからないもの。それしか作らない。いや作れない。
◇ピーマンは炒めるだけ。つぎつぎと熟した赤ピーマンが取れた。これは甘くてうまい。
◇シシトウはもっぱら甘辛煮。簡単極まりない。
あっというまにできた2品。冷蔵庫に入れて1週間ぐらい食べている。ビールのつまみにいい。
◇ナス 秋ナスの時季。ことしは秋ナスのタネをまくのを怠った。これは農家からいただいた「青長ナス」。この夏、自分でつくってうまかったのがナス味噌。今回もそれを作った。やはりうまい。
いつまでたってもレシピが覚えられない。なぜ? 年寄りだから記憶力が衰えたのかとそう納得しながら、毎回同じレシピを見ては作っている。