30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

はじめての秋作ジャガイモ(2)ー畑の準備と植えつけ

2017-09-02 | ジャガイモ

いま秋作ジャガイモにはじめて取り組んでいる。前回のはじめての秋作ジャガイモ(1)では、種イモの購入、分割、芽出しを行った。今回はその2回目。芽出しの結果、畑の準備、そして9月1日に植えつけた話。

1、芽出しの結果
8月24日から川砂を使って芽出し行ってきた。種イモはデジマ18個、ニシユタカ20個。それから1週間後の9月1日に1、2個を取り出して出芽を確かめた。これぐらいならもういいだろうと、すぐに植えつけることにした。

種イモの出芽は両品種ともに分割していない方が早く、多くの芽と根が出ている。腐敗していたのは両品種とも分割したものでデジマに1個、ニシユタカに3個あった。腐敗したのを除くと、植えつけたのはどちらも17個になった。このうちあまり出芽がよくないのが2個ぐらい含まれているがとりあえず植えつけてしまおう。

↑分割しない種イモの出芽(9月1日)
↓分割した種イモの出芽(9月1日)

2、畑の準備と植えつけ
植えつけにしても春作と違って秋作ではいろいろな栽培法がある。参考にするものがたくさんあってどれを採用するか迷う。今回採用したのが、いつも使っている幅95cmの黒マルチで畝全体を覆うというもの。とにかくことしはこれでやってみよう。今後一切土寄せを行わずこのまま育てるのだというから初めての体験になる。

畝を立てて2条植えにする。種イモを条間30cm×株間30cmで畝の上に並べていく。

深さ3~5cmで植えつける。


植えつけがすんだら全体を黒マルチで覆う。9月1日の植えつけはこれで作業終了。
土の中から出芽してくると、黒マルチの表面が盛り上がってくる。その部分に小さい穴をあけて茎葉をマルチの上に出すのだという。
それならマルチを敷いてから穴をあけて植えつけても同じだろうと思うのだが、おもしろいのでそうしてみただけである。

次回(3回目)は、無事に芽を出してくれるのか。はじめて尽くしの秋作ジャガイモ。どうなるか楽しみに待つことにしよう。


はじめての秋作ジャガイモ(1)ー種イモと芽出し
はじめての秋作ジャガイモ(2)ー畑の準備と植えつけ
はじめての秋作ジャガイモ(3)ー出芽
はじめての秋作ジャガイモ(4)-芽かき
はじめての秋作ジャガイモ(5)-試し掘り
はじめての秋作ジャガイモ(6)-収穫


2017年の読書

2017年8月の読書
・馬賊で見る「満州」ー張作霖のあゆんだ道(渋谷由里著・講談社選書メチエ)
・月の満ち欠け(佐藤正午著・岩波書店)
・会津執権の栄誉(佐藤巖太郎著・文藝春秋)

2017年7月の読書
・舟を編む(三浦しをん著・光文社)
・喧嘩(黒川博行著・KADOKAWA)
・氷の轍(桜木紫乃著・小学館) 
・敵の名は、宮本武蔵(木下昌輝著・KADOKAWA)

2017年6月の読書
・地の底の笑い話(上野英信著・岩波新書)
・追われゆく坑夫たち(上野英信著・岩波同時代ライブラリー)
・近現代作家集Ⅱ(日本文学全集27 池澤夏樹=個人編集・河出書房新社)

2017年5月の読書
・蜜蜂と遠雷(恩田陸著・幻冬舎)
・日本の歴史をよみなおす (全) (網野善彦著・ちくま学芸文庫)
・夜行(森見登美彦著・小学館)

2017年4月の読書
・腕くらべ(荷風全集第6巻 永井壯吉著・岩波書店)
・近現代作家集Ⅰ(日本文学全集26 池澤夏樹=個人編集・河出書房新社)

2017年3月の読書
・騎士団長殺し・第2部 遷ろうメタファー編(村上春樹著・新潮社)
・騎士団長殺し・第1部 顕れるイデア編(村上春樹著・新潮社)
・脇坂副署長の長い一日(真保裕一著・集英社)
・仮名手本忠臣蔵(松井今朝子訳・日本文学全集10池澤夏樹=個人編集・河出書房新社)

2017年2月の読書
・また、桜の国で(須賀しのぶ著・祥伝社)
・帰郷(浅田次郎著・集英社)
・忠臣蔵とは何か(丸谷才一著・講談社)
・室町無頼(垣根涼介著・新潮社)

2017年1月の読書
12月から読んできた900ページに及ぶ平家物語、なんとか全編通読できた。
・ママがやった(井上荒野著・文藝春秋) 
・浮遊霊ブラジル(津村記久子著・文藝春秋)
・ポイズンドーター・ホーリーマザー( 湊かなえ著・ 光文社)
・平家物語(古川日出男訳・日本文学全集09池澤夏樹=個人編集・河出書房新社)

⇒2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書



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