30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ダイコンのシンクイムシと間引き菜

2017-09-13 | ダイコン

夏野菜はナスとモロヘイヤを残すのみとなった。毎日欠かさずに食べていたキュウリは9月10日に片づけた。いまは秋冬野菜のタネまきに追われ、発芽を待つ日々。9月12日時点で次のタネまきを終えた。
7月 ニンジン、キャベツ(1)
8月 ブロッコリー、キャベツ(2)、ハクサイ
9月 ジャガイモ、タマネギ、ダイコン、キャベツ(3)、シュンギク、コマツナ、カブ

今回はダイコン。前回記事のタマネギの発芽をそろえること比べたら、ダイコン栽培はいたって簡単。タネをまけば2、3日で発芽してくる。

9月3日にタネまき、6日には発芽してきた。ダイコン栽培の第一の目的はその間引き菜にある。ダイコンのタネは点まきするのが普通だが、間引き菜を取るため条まきしている。それも密にまく。間引き菜を食べながらのダイコン栽培となる。

手がかからないからといって放ったらかしにしておくと痛い目に遭う。シンクイムシである。これが厄介だ。シンクイムシなんて気にしなかったのに、いつのころからかその被害を意識するようになってきた。

本葉が出てくると芯葉にもぐりこんで生長を止める。小さな虫だから葉の芯をじっと見ないとその姿がわからない。苗が小さいときに生育状態がおかしいなと思ったらすぐに見てみる。たいがいはこのシンクイムシの仕業だ。

苗が小さいときにシンクイムシに食害されたらその後の生長は望めない。被害は広がる。とにかく退治なければならない。そのため本葉が出てきたときに殺虫剤を散布している。

ここが悩ましいところで、間引き菜を取るためには殺虫剤を散布したくないのだが、しないと被害は広がるからやむなくせざるを得ない。初期生育のときだけに限っている。

上の写真は昨年10月初旬の間引き菜。間引き菜は若いほうがうまい。茎葉が太くなると食感が極端に悪くなる。本葉が10枚以内といったところが食べごろになる。やわらかなシャキシャキ感を楽しむ。さっとゆでて細かく切り刻んで醤油を落とし熱いご飯に。素朴な秋の味である。飲んべえの締めのご飯にいい。


      
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