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真保 裕一

2007年08月02日 | ○○な話

「真保 裕一」
の本を紹介します。

「連 鎖」



チェルノブイリ原発事故による放射能汚染食品がヨーロッパから検査対象外の別の国経由で輸入されていた。

厚生省の元食品衛生監視員として、汚染食品の横流しの真相究明に乗りだした羽川にやがて死の脅迫が…。

重量感にあふれた、意外性豊かな、ハードボイルド・ミステリー。

最近、食品に関する不祥事が多いですね。
雪印だったり、偽装牛肉だったり。
中国のダンボール入り肉マンなんていうのもありましたが・・・
食の安全性が指摘されてます。
タイムリーな小説ですね。


緊迫感ありふれるストーリーです。

後半は特にテンポも速いので

読みやめれなくなってきます。

1991年第37回江戸川乱歩賞受賞



「ホワイトアウト」

    

日本最大の貯水量を誇るダムが、武装グループに占拠された。

職員、ふもとの住民を人質に、要求は50億円。

残された時間は24時間!

荒れ狂う吹雪をついて、ひとりの男が敢然と立ち上がる。

同僚と、かつて自分の過失で亡くした友の婚約者を救うために―。

圧倒的な描写力、緊迫感あふれるストーリー展開で話題をさらった、アクション・サスペンスの最高峰。

文句なしの面白さ!!


1995年吉川英治文学新人賞受賞

2000年映画化 出演:織田裕二、松嶋菜々子、佐藤浩市他



「奪取」



1260万円。友人の雅人がヤクザの街金にはめられて作った借金を返すため、大胆な偽札作りを2人で実行しようとする道郎・22歳。

パソコンや機械に詳しい彼ならではのアイデアで、大金入手まであと一歩と迫ったが…。

日本推理作家協会賞と山本周五郎賞をW受賞した、涙と笑いの傑作長編サスペンス!

笑いあり、涙あり、友情あり、恋あり。

そしてスリルとサスペンス。

事態はめまぐるしく展開する。

ラストはあっと驚く!



取引」



公正取引委員会の審査官伊田は汚職の嫌疑をかけられた。

何者かの策略に嵌(はま)り事件に巻き込まれたのだ。

ある所からの誘いによって彼はフィリピンへ行くことになる……。

ODA(政府開発援助)プロジェクトに関する談合事件をマニラで調査する伊田の身に危険が迫る!

マニラ、スールー、東京と大きく舞台を変えていく、大規模なハードボイルド作品。


「震源」



最初は九州各地を襲った不意打ちの津波だった。

福岡管区気象台地震津波火山監視センターでは、人為的ミスによる失態で、津波予報が間に合わないという不祥事が発生した。

その渦中にいた江坂は、やがて気象研究所へ異動となり、観測調査のため再び九州の地を訪れる。

そこで彼を待ち受けていたものは、突然の観測延期、同僚の失踪。

そして地震データの消失……。

水面下で密かに蠢く国家的陰謀。

震源を巡る驚愕の真相とは?

最後はどんでん返しの連続で目が離せなくなる。




本書は『連鎖』『取引』に続く、いわゆる「小役人シリーズ」の第3弾



「黄金の島」




「命の洗濯をしてこい。わかるな、修司」。

所属する暴力団の権力抗争から幹部の恨みを買った坂口修司。

バンコクへと身を潜めたが、待っていたのは謎の刺客だった。

度重なる襲撃をかわし、逃げたベトナムでシクロ乗りの若者と出会う。

その少年達はシクロで金を稼ぎ、いつか日本へ行きたいと願う。

修司も少年達に日本語を教えながら、望郷の思いを胸に抱き、いつしか少年達とともに日本を目指すようになる。

伝説の黄金の島。それは、日本。

はたして修司と少年達に安住の地などあるのか。


手に汗握る迫真の国際サスペンス超大作。


その他にも「盗聴」、「朽ちた樹々の枝の下で 」、「奇跡の人 」、「防壁 」など多数の著書があります。

どれも、読みやすいですよ。


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