「それでも、警官は微笑う」を読みました。
無口で無骨な巡査部長・武本と、話し出すと止まらない、年下の上司・潮崎警部補。
二人は、特殊な密造拳銃の出所の捜査にあたる。
たどり着いたのは5年前のある事件だった。
覚醒剤乱用防止推進員の拳銃自殺。
その背後に潜む巨悪とは?
中国人絡みの銃弾密輸事件を追う2人と刑事
そこに麻薬取締官がからんできて・・・
登場人物のキャラクターがいすれも魅力的です。
無骨者の武本、奔放な潮崎、そして、一途な宮田
なかなかハードな内容ですが、この三人の織り成す展開が絶妙で長編ですが軽いタッチで読み終えました。
第25回メフィスト賞受賞作
この小説の満足度:☆☆☆☆