「ゼロ・ダーク・サーティ 」
公開:2012年
出演:ジェシカ・チャステイン, ジェイソン・クラーク, ジョエル・エドガートン, ジェニファー・イーリー, マーク・ストロング
華奢で青白く澄んだ瞳が印象的な20代半ばの女性、マヤ。
とてもCIA分析官には見えないが、情報収集と分析に天才的な感覚を持ち、ビンラディン捜索に巨額の予算をつぎ込みながら、一向に手掛かりをつかめない捜索チームに抜擢された。
だが捜査は困難を極め、その間にも世界中で、アルカイダのテロにより多くの血が流されていた。
ある日、仕事への情熱で結ばれていた同僚が、自爆テロに巻き込まれて死んでしまう。
その時、マヤの中の何かが一線を超える。
もはや使命ではなく狂気をはらんだ執念で、ターゲットの居場所を絞り込んでいくマヤ。
ついにマヤは隠れ家を発見するのだが、彼女が断言する確率100%に同意する者はいない。
果たして、上層部及び国家が下した決断とは?
世界中に報道され誰もが知っているウサマ・ビン・ラディンが殺害された事件の再現です。
9.11テロからビン・ラディン殺害に至るまでを関係者の証言に基づき細部にまでこだわり抜いて製作されています。
じりじりするシーンが長く続きドキュメンタリー映画のような迫真性があります。
非常に緊張感があり最後まで見入ってしまいました。
「ゼロ・ダーク・サーティ」とは「午前0時30分」、作戦が実行された時間の事だそうです。
この映画の満足度:☆☆☆☆