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伊香保温泉・・・その2「吉田屋旅館」

2011年08月21日 | 旅行


「吉田屋旅館」の中へと入りました。



受付脇のロビーには囲炉裏が置かれています。



その囲炉裏端には冷たい麦茶やお水。 

そして女将さんが作ったと言う自家製のきゅうりやミニトマトがさりげなく置かれています。



宿泊客は誰でも自由にここでくつろいで、野菜もいだだく事ができます。 

お女将さんの心使いが判りますね。

建物の中は”昔ながらの旅館”と云う感じで、田舎育ちのHさんは高級ホテルよりもこちらの方が何となく落ち着きます。



古びた木造の階段を登り、Hさんが通された部屋は最上階の4階でした。 

部屋の中にトイレや洗面所、もちろんお風呂はなくて全て共同となっています。

こちらがその昔ならがの共同トイレと洗面所です。 



そう云えばHさんが小さい頃の旅館はみんなこんな感じでした。 タイル貼りの床とビニールスリッパが 懐かしいな~!!

ついでに言うと、部屋にはテレビも、エアコンもありません。

テレビは無くても構いませんが、この時期エアコンが無ければ暑くてしょうがないかなと思っていたのですが、標高が高い事もあり、また夕方には一時雷雨も降って、網戸を通り抜ける風が思いのほか涼しくて、寝苦しいと云う事もありませんでした。

こちらが、宿から見た伊香保温泉街。 ゲリラ豪雨で雷が光った瞬間です。 



さて、宿の楽しみと云えば、まずはお風呂です!!

そのお風呂がこちら!!



お風呂は噂どおり”湯治場の雰囲気”を残した”源泉かけ流し”で色が茶色でビックリしました。

少し狭いですが、他に人も居なくてゆっくり入れて、風呂上りには肌がすべすべになりました。

洗い場は板の間敷きで、シャワーは無く、しかも水の蛇口が一個だけ・・・、お湯は出ません!!

さらに、この蛇口の水が驚くほど冷たい!! 

温泉に入った後の火照った身体がシャキ!!となります・・・。

こちらは石段街の酒屋さんで売っていた地ビールです。





風呂上りに飲むビールは格別だ!! ここまで運転したきた疲れが一気に吹っ飛びます!!



そして宿のもう一つのお楽しみと云えば、夕食ですね!!

なにせ、一泊2食付お一人様4、980円ですからどんな食事が出てくるかと思っていたら・・・。

こちらがその夕食です!!



え!! これで4、980円なの!?”と思いませんか!! 結構豪華じゃないですか!!

山菜ときのこの天麩羅に、鯉の刺身に野菜の煮物、茶碗蒸しに酢の物、トリの唐揚げにサラダに御新香ともうこれだけで十分なのに、さらにお肉の蒸し鍋まで、ボリュームたっぷりです!!



流石に高級食材はありませんが、普通の家庭の御もてなし料理といった感じです。

安い!! 安過ぎる!! そしてどの料理も美味しい!! 特に茶碗蒸しは美味しかった!!

予想をはるかに上回る料理に合うのは、やっぱり地酒!!

宿の旦那さん?が選んでくれたその地酒はこちらの「船尾瀧」。 辛口で、よく冷えていてこれも旨い!!



こうして、Hさんは大満足で夕食を終えたのでした。

夜はヘタレのS君の”なにか出ますよ・・・”との心配もなくすっかり熟睡!!

さらに一夜明けて、翌朝の朝食がこちらです!!



こちらも純日本食で手を抜いていません。 

良くある高級ホテルの朝食バイキングよりもこちらの方が余程豪華です!!

や~、「吉田屋旅館」さんに泊まって本当に良かった!!

温泉石段街の真ん中という立地の良さと源泉掛け流しの温泉が目当てならば、この宿泊料はかなりお得なお宿です。

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