「相撲場」の中に入りました。
入口からコンクリート床が緩やかなスロープになっています。
その両サイドの観客席との間に手摺が設けられていて今回の奉納プロレス「大和神州ちから祭り」のプロレス団体「ZERO1」の幟がずらりと取り付けられていました。
土俵の上には特設リングが設置され、リングサイドの椅子席は指定席です。
屋外ですので、リング(土俵)の上以外には屋根はありません。
イス席以外は全て自由席となっていて、観客がそれぞれ早いもの勝ちでシートを敷いて座ります。
飲み物・食べ物も持ち込み自由で、花見気分でプロレスを楽しめるようになっていました。
天候にさえ恵まれれば開放感があって良いものです。
「奉納プロレス」自体は1961(昭和36)年に初めて開催され、力道山やジャイアント馬場、アントニオ猪木らも参戦したという歴史をもつそうです。
しばらく途絶えていた「奉納プロレス」を2005年にプロレス団体「ZERO1」が44年ぶりに復活させ、今年で5回目の開催となります。
試合開始前には神主さんによる御清めの祝詞奏上と国旗掲揚が行われました。
試合開始時間に近付くにつれて場内も満員となってきました。
太鼓の演技が場内を盛り上げます。
試合内容は
「女子プロレス」あり。
Hikaru・紫雷イオ VS 紫雷美央・前村さき
実力者同士の「奉納特別試合」あり。
日高郁人 VS 稔
「ストリートファイトマッチ」あり。
田中将斗・関本大介 VS 藤田ミノル・菅原拓也
入場シーンは間近で選手を見る事が出来ました。
そして試合が始まると客席になだれ込んで繰り広げられるバトルに観客は総立ち!
イスや机を使った容赦ない攻撃に観客のボルテージ最高潮!!
この試合は盛り上がりました!
続いて「奉納キックボクシング」。
フェザー級王者・山本真弘 VS 前田尚紀
キックボクシングの試合を生で観るのも今回が初めてです。
プロレスとは一味違った技のスピードとキレがありました。
そして再び
「奉納特別試合」
曙 VS 佐藤耕平
やっぱり、曙はデカイ!!
ラストのメインイベントは、
「世界ヘビー級選手権試合」
王者:大谷晋二郎 VS 挑戦者:崔領二
白熱した試合も若さで最後まで粘った崔領二が初めてベルトを獲得しました。
ちなみに、崔領二はフジテレビ系の恋愛バラエティー「あいのり」に、”レスラー”と云う愛称で出演していました。
「奉納プロレス」なかなか良かったです!!