春一番浪速環状桜の宮
春一番走って転んでノーサイド
冴えかへり雲はねずみの色にあり
冴えかへる縮む身体の軋む音
囀りの誰が為なるやパルティータ
囀りや墓場にいけば盡く話
神戸も春一番が通り過ぎ、雪も降り、まさに季語「冴えかへる」の実感しきりである。
今日は昼から冷たい雨が降っている。
春一番走って転んでノーサイド
冴えかへり雲はねずみの色にあり
冴えかへる縮む身体の軋む音
囀りの誰が為なるやパルティータ
囀りや墓場にいけば盡く話
神戸も春一番が通り過ぎ、雪も降り、まさに季語「冴えかへる」の実感しきりである。
今日は昼から冷たい雨が降っている。
春一番の句はまったくの頭の中の句で、ゆらぎ様の解釈どおりです。最近は大阪に出かけることが少なくなってきました。大阪も元気のいい知事が出てきて注目をしております。
寒い日が続きますのでお互いに風邪をひかないように致しましょう。なお、たろうさまのブログへの私の書き込みを、家内の次にするようにしておりますのでご了解下さい。
春一番の句に、私の意図をそっくり書いて頂き有難うございました。風がぐるぐる回って最後にはお城の近くの桜の名所に落ち着くといったイメージです。ひさしく造幣局の桜を見ておりません。吟行としゃれこみますか!
バッハのソナタとパルティータはパールマンのCDを時々聞きます。我が家の居間の大きな窓の外の木に、ヒヨドリ、雀、目白など、結構多くの鳥が止まります。年の若い、若鳥に違いないと思っております。
ゆらぎ様に句の意を寸分間違いなく書いて頂いております。「春一番山手環線上野駅」が最初に浮かんだのですが、上野がたしか京浜東北線にあると気がつき、風はやはりぐるぐる回らないといけないので、地元の大阪に変えました。やはり花のある場所で春一番は止まらないといけません。コメント有難うございました。
ラグビートップリーグをTVで見ました。相変わらずサントリーが強いです。圧倒的にサンヨーが今年は強いと思っていたのですが、逆転負け。サンヨーはこんなケースが多いです。
雨が降って寒い時は持病の神経痛が出ます。こんな時にはバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータを聞きます。私の為にバッハが作ってくれたと思うには、まことに恐れ多いことと思って、聞いたりしております。
先日の春一番が吹き荒れた日に、どうしても出かけなければならない用事が出来て、神戸から電車で大阪環状線に乗られたたのですね?ご用の向きは分かりませんが、大阪の桜の宮と言えば、夜のネオン街でも有名な所ですが??色々勝手な想像を逞しくしてしまいそうです。・・・ご免なさい!
☆冴えかへる縮む身体の軋む音
8月生まれの小生にとり、この寒さは何ともやり切れません。特に立春後は季語の「冴かへる」どころの寒さではなく、毎日のように春の雪が降りましたね!御句にありますように身体が縮こまって、肩は凝り、骨まで震えて音がでそうです。早く暖かくなって欲しいものと毎日思っております。
春一番走って転んでノーサイド
なにかよく分かりませんが、想像が想像を呼んで、あれこれ
飛躍していくところが面白いです。春一番が吹き荒れ、大阪の環状線をぐるりと回り、桜の通り抜けで有名な造幣局のある桜宮駅まで風が回ったとでもいうイメージかな? 一句目は、リズムもいいですね。
囀りの誰が為なるやパルティータ
これも愉快です。ヘミングウエイのようなムードあり、バッハあり。パルティータを奏でる小鳥は、いったいナンだろうと考えるだけでも楽しいです。
漢字だけをお使いになって早春の景を盛り込まれようとした意図が強くします。なによりテンポのよさが漢字の重苦しさを払拭しています。浮き立つような春への期待感がいいですね。好きな句です。
☆春一番走って転んでノーサイド
今年の春一番はいささか激しすぎる感じで、あちこちに少なからぬ被害さえもたらしているようですね。
この「走って転んで」は、実際のラグビーの競技でのことを仰っているのでしょうか? それとも比喩でしょうか? 可笑しみの中に意味深いものがあるようですが...。
☆冴えかへる縮む身体の軋む音
少し自虐的な味がしないでもありません。
☆囀りの誰が為なるやパルティータ
囀りをバッハ?のパルティータに喩えられるとは。
中七の「誰が為なるや」が効いていると思います。