オキザリス漫ろ(そぞろ)歩きの道の果て
柔らかき光に目覚む朝寝かな
蕗炊いて浅き緑や野の話
啓蟄や厚き時刻表手にとりぬ
春寒の道ゆく歩幅ゆるみおり
新しきレシピ片手に釘煮炊く
雪柳風のかたちに白き花
→ほつほつと風のかたちに雪柳(推敲)
(雨にちなんで))
シェリー酒のグラスは空に春時雨
木の芽雨蛇の目傘ゆく石畳
珈琲館遣らず(やらず)の雨の二人かな
「木の芽雨」なんて、美しい日本語ですね。気になって雨の表現を調べてみると
ざっと見ただけでも、400語ちかくありました。なかでも気に入っているのは、
”私雨(わたくしあめ)”、”紅の雨”、”青雨”、”月時雨”、”月の雨””漫雨”(そぞろあめ)、”夜雨”などです。雨シリーズで遊んでみました。
柔らかき光に目覚む朝寝かな
蕗炊いて浅き緑や野の話
啓蟄や厚き時刻表手にとりぬ
春寒の道ゆく歩幅ゆるみおり
新しきレシピ片手に釘煮炊く
雪柳風のかたちに白き花
→ほつほつと風のかたちに雪柳(推敲)
(雨にちなんで))
シェリー酒のグラスは空に春時雨
木の芽雨蛇の目傘ゆく石畳
珈琲館遣らず(やらず)の雨の二人かな
「木の芽雨」なんて、美しい日本語ですね。気になって雨の表現を調べてみると
ざっと見ただけでも、400語ちかくありました。なかでも気に入っているのは、
”私雨(わたくしあめ)”、”紅の雨”、”青雨”、”月時雨”、”月の雨””漫雨”(そぞろあめ)、”夜雨”などです。雨シリーズで遊んでみました。