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新元号 日本古典も候補 古事記や日本書紀か

2018年08月20日 | 社会

政府が来年5月1日の新天皇即位に伴う改元を巡り、中国の古典(漢籍)から採用することが慣例となっている元号の出典に関し、日本の古典も選択肢に入れて検討していることが分かった。

平成改元の際も中国文学や東洋史学に加え、ひそかに国文学の専門家へ新元号候補の考案を委嘱していた。

古事記や日本書紀といった作品が候補になるとみられる。

関係者が8月18日、明らかにした。

政府は新元号の公表時期を来年2月以降とする方向で選定作業を進めている。

元号の条件については(1)漢字2文字、(2)書きやすく、読みやすい、(3)過去に使われていないなどと規定している。

さらに考案者には意味と典拠(出典)の説明を付けることを求めている。

元号はもともと中国がルーツで、日本で最初に取り入れられたのは「大化の改新」で有名な飛鳥時代の「大化」。

以来1300年以上にわたり、日本の元号は中国の古典が出典となり、日本の古典が採用された例はないとされる。

専門家の間では「漢籍を出典とする慣例は一挙に変えられない」との見方が根強い一方、「日本古典にも素晴らしいものがある」として対象にすべきだとの声がある。

政府が平成改元時、極秘裏に考案を依頼した専門家の中には国文学専攻の市古東大名誉教授が含まれており、関係者によると、日本古典を対象とする場合、室町時代以降の作品は元号候補の対象外とする条件も内部で設けていたという。

当時の政府高官は「日本の古典を排除したわけではなく、結果的に選ばれなかった」と説明する。

平成改元では最終案に残った「平成」「修文」「正化」の3案はいずれも「書経」や「易経」など中国の古典が出典だった。


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