希望&夢

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生活保護費を渡さず 栄養失調栄養失調で救急搬送

2013年06月26日 | 社会

去年10月、神奈川県平塚市のケースワーカーが、40代の男性の生活保護費の支給を定められた手続きを踏まずに停止し、その後、男性が栄養失調で救急搬送されていたことが支援団体の話など分かった。

神奈川県は6月12日、「あってはならない明らかな法令違反」だとして平塚市に対し指導を行った。

生活保護費を渡されていなかったのは平塚市に住む40代の男性で、足が不自由でハローワークになかなか通えなかったところ、去年10月平塚市役所の40代のケースワーカーの男性から「働く気がないなら払わない」などと、10月分の生活保護費を渡されなかったという。

男性は、その後11月分の生活保護費も止められたと思い、市役所に受け取りに行かなった。、

12月初めに同月分を支給したが、再び連絡が途絶えた。

その後、支援団体からの連絡で市生活福祉課が把握し、未払い分を渡した直後に男性が入院し、緊急手術をしたという。

支援団体は「病気があったがために、あと1か月(生活保護を)止められてたら、恐らく亡くなってた。 こんなことをするのはとんでもないこと」と抗議した。

平塚市は「ケースワーカーは弁明を聞く機会を設けるなどの定められた手続きを踏まず、独断で支給を停止したことは問題」だと認め、男性に謝罪した。

男性は栄養失調で足にできた血栓のため壊疽寸前になり、現在も治療を続けているという。

平塚市は「2カ月間保護費を渡せなかったことはケースワーカーの重大なミスで本当に申し訳ない。 ただし、支給を止めるなどとは言っていないが、ケースワーカーの対応が、いきすぎていた点があったと思う」とコメントした。

なんとも言葉が出ない事件である。

不正支給は止められなく、真に必要な支給を見誤ることが後を絶たない。

行政のありかたを行政自ら見直する姿勢はどうすればできるのであろうか。


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