かつお節削り大会で発祥の地PR
印南町で第7回「印南かえるのフェスティバル」=主催・印南町活性化イベント実行委員会、楠本勝彦会長=が15日、印南漁港内ケ浜埋立地周辺で開催。物産販売をはじめ、ウスイの皮をむく早さを競う豆むき大会、乗馬体験、漁船クルージングの恒例イベントのほか、イリュージョンや漫才、園児のかわいいダンスやゆるキャラ劇などのステージイベントもあり、心配された天候も回復し1万人の来場者でにぎわった。
山口太鼓の演奏で開幕。物産販売ではミニトマト、梅干し、花など特産物や、松茸ご飯、サバ寿司、インドカレー、米粉のお好み焼き、ラーメンなどが販売されたほか、町農業士会がシシとシカ肉の竜田揚げを無料で振る舞った。
特設ステージでは、町出身アーティストのShinoさんが進行役を務め、県出身兄弟お笑いコンビ「すみたに」の漫才、ちょびっとみつるのマジック&イリュージョン、柳橋さやかのお笑いショー、印南町のゆるキャラ「カッくん」「エルちゃん」、龍谷大学のゆるキャラ「ロンくん」「ロンちゃん」によるゆるキャラ劇、いなみこども園児のまめまめまダンスもあり盛り上がった。
体験コーナーでは乗馬や芋掘り、漁船クルージングのほか、町特産の豆の消費宣伝の一環で実施している恒例の豆むき大会には子どもから大人まで100人が参加し、むいた豆の量で競った。かつお節を考案するなど偉大な功績を残した印南漁民3人の顕彰碑が建立されたのに合わせ町文化協会が「かつお節削り大会」を企画し発祥の地をPR。
町と地域社会の発展と人材育成などを目的に連携協定を結んでいる龍谷大の学生が昨年に続いて参加し、紙コップを使ってのけん玉作りで子ども達を楽しませた。ちびっ子に人気の遊具「ふわふわパンダドーム」も設けられ、餅まきで締めくくった。
その他の主なニュース
● 日高川町寒川で大阪狭山市民と交流、紅葉ウオークや収穫体験
● 美浜町和田東地区が今年も12メートルのクリスマスツリー点灯
● 崇光社(書団神融会)書展が盛会
● 煙樹ヶ浜でフリーマーケット、好天に恵まれ人出1800人