麻雀牌の刺繍を施したリングガウン
地元企業など20社のスポンサーロゴ入りトランクス
御坊市が国内シェアトップを誇る麻雀牌の刺繍を背中に施した世界で1つのリングガウンが王者・入田の心を熱く燃え上がらせる。キックボクシングICO認定ヘビー級王者の入田和樹=日高川町入野、総合格闘技TEAM日高(垣内義秀代表)所属=は28日、大阪で開催のホーストカップで山口翔大と対戦。大一番を前にスポンサーの地元企業がリングガウンとトランクスを入田選手に贈った。
これまで入田選手は、リング登場時に日本拳法の道着をまとっていたが、リングガウンを新調。提供したのが大洋化学(株)=御坊市島=などの大洋グループをまとめる上西一永・代表取締役CEOだった。入田選手は初めてのガウンに「地元を誇れ、どこにもないようなデザインを」と、同グループが日本トップシェアを誇る「麻雀牌」を刺繍で施すことになった。
背中上部に大洋グループの社名を入れ、中央には麻雀の三元牌「白」「發」「中」を大きく入れ、その下には麻雀の役満役で「国中で並ぶ者がないほどすぐれた人物」を意味するチャンピオンに相応しい「国士無双」のあがり牌が並び、入田選手のフルネームがローマ字で施されている。ガウンとトランクスは、入田選手の好きなネイビーブルー色を取り入れ、東京の専門店に依頼して5月末から制作を開始。和歌山市の業者が刺繍を施し22日に出来上がった。入田選手は「地元はじめ多く企業からご支援ご声援を頂いて身に余る思い。皆さんの想いを背負い、勝って気持ちに応えたい」と気持ちを新たにした。
リングトランクスの協賛企業は次のとおり。
ライオンケミカル、ワコー産業、山本桑園、大洋化学、カシキ、朝間建築、BARバッカス、みなと接骨院、スギウラオート、あげもの屋SUN、読売新聞紀中販売、アジール松山、古勝、ライトスタッフ、キタヒロ、イトフク、居酒屋縁、松永渡船、泰斗丸、橋本造園、NANA、紀乃屋。
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