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令和3年11月 次は国民文化祭で健康麻雀大会  ねんりんピックに続き御坊市で 〈2019年11月22日〉  

2019年11月22日 08時30分00秒 | 記事

 

次は国民文化祭で健康麻雀(写真は先日のねんりんピック)


 2年後の令和3年秋に和歌山県で初開催される文化芸術の祭典「第36回国民文化祭わかやま2021」と「第21回全国障害者芸術・文化祭わかやま大会」のプログラムのひとつ「全日本健康マージャン交流大会」が、先日開いた「ねんりんピック紀の国わかやま2019」健康マージャン交流大会に続いて御坊市で開催されることが内定した。ねんりんピック成功の勢いでさらなる健康麻雀の普及、御坊の魅力発信に努める。
 
 国民文化祭は全国各地で行われている各種の文化芸術活動が一堂に集まり、発表、公演、交流する場として昭和61年度から毎年、全国都道府県で開かれ、全国障害者芸術・文化祭も同時開催。和歌山大会の愛称は「紀の国わかやま文化祭2021」。会期は令和3年10月30日~11月21日の23日間。開会式は和歌山ビッグホエール、閉会式は県民文化会館、県内各地で多彩なイベントを開催する。
 文化祭は大きく分けて分野別交流事業、地域文化発信事業、障害者交流事業がある。分野別交流事業は邦楽や合唱、太鼓、連句、吟舞、川柳、将棋など芸術、伝統文化、郷土芸能、生活文化など様々な分野があり、全日本健康マージャン交流大会もそのひとつ。
 昨年の大分大会からプログラムとして正式採用され、今年の新潟、来年の宮崎に続いて和歌山が4回目。高齢者が対象のねんりんピックとは異なり、老若男女、子どもから高齢者まで、障害のある人もない人も誰もが参加でき、ゲストプロ雀士も混じって一緒に個人戦を競うが大きな特徴。今年の新潟大会は全国から10歳~88歳の300人が出場し、優勝者には文部科学大臣賞が贈られた。
 御坊市は平成18年から市民有志で実行委員会をつくり、毎年熟年高齢者健康麻雀大会を開き、ねんりんピック誘致実現の大きな原動力となった。ねんりんピックでは柏木市長を先頭に準備を進め、心のこもったおもてなしで大会を成功裏に導き、競技団体役員らから高評価を得た。今大会から採用された大洋化学(株)の全自動麻雀卓も選手らに好評。これらの実績が評価されて国民文化祭での連続開催が内定した。
 日程は令和3年11月20日と21日の2日間を予定。ねんりんピックと同じく市立体育館で行う。今後、県から正式発表されたあと、ねんりんピック同様に実行委員会を組織し、大会運営、おもてなしの準備を進める方針。関係者は「ねんりんピック、国民文化祭と大きな大会が続けて御坊市で開かれるのはうれしい。御坊の魅力を全国に発信したい」と話す。このほか、地域文化発信事業で御坊市独自のイベントが2つ、障害者交流事業で1つの催しを予定している。


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