御坊広域行政事務組合が管理運営する御坊広域清掃センター=御坊市名田町野島=への一般持ち込みごみは現在、御坊市役所や5町役場で持込許可証をもらってからセンターに搬入しているが、4月1日から市町を経由せず、直接、センターに持ち込める方法に変わる。これに伴い、ごみ処理手数料も改定され、組合や各市町は住民への啓発に努めている。新たなごみ搬入の流れは=図=を参照。
清掃センターに持ち込むごみは現在、市役所や町役場窓口で持込許可証に記入し、職員がごみを確認後に許可証を出し、センターに持ち込んでいるが、住民の利便性向上を図るため、4月1日から市町を経由せず、直接、センターに持ち込めるようにする。今は計量機が1台だけで年末年始などは順番待ちで混雑することから搬入用と精算用の2台に増やし、動線も専用入り口も設けて一方通行にするよう改良し、混雑解消を図る。
搬入の流れは図の通り(1)矢印に進入し、一般持込受付所に向かう(2)受付所で搬入許可申請書を提出(運転免許証など身分証明書で搬入した本人確認)(3)専用入り口から入り、搬入用計量機で計量(4)所定の可燃ごみ、可燃性粗大ごみ、不燃ごみ、資源ごみ、木材、古紙類の場所でごみを降ろす(5)精算用計量機で計量し、手数料を支払う(6)センターを退出する。
搬入許可申請書は市役所や町役場、センターの窓口で入手できるほか、市役所や町役場、組合のホームページからダウンロードできる。事前に必要事項を記入し、センターに搬入するよう協力を求めている。平日の受け付け時間は午前8時~11時45分、午後0時45分~4時。午前11時45分~午後0時45分は昼休みで受け付けしない。
これに伴い、4月からごみ処理手数料も改定。現在、ごみ10キロ当たり一般個人が33円、事業系が110円だが、4月1日から一般個人は最大積載量1・5トン未満の車両に限り33円となる。1・5トン以上の車で搬入した場合は事業系扱いとなり、実質値上がりとなるが、現状は1・5トン未満の車で搬入する人が大半のため、影響は少ないという。今回の改定は業者が一般個人と申告し、2トン車で搬入することを未然に防止し、公平性を保つのが目的。
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