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来年2月に「第2回健康マージャンペアフェスタ全国大会」開催 〈2024年2月4日〉

2024年02月05日 08時30分00秒 | 記事


全国からの参加者で盛況だった第1回大会


 御坊市を「健康マージャンの聖地」として売り出す第2回健康マージャンペアフェスタ全国大会は、来年2月開催が内定。第1回大会は昨年9月に開き、全国から選抜された子どもから高齢者、ゲストプロをあわせた256人が出場して熱戦を展開したが、大会役員や参加者から「暑かった」との意見が多かったのを受け、第2回大会は時期をずらし、結果が良ければ「2月開催」で固定させたい考え。

 御坊市では、平成18年から熟年高齢者健康麻雀大会が開かれ、令和元年秋のねんりんピック、3年秋の国民文化祭では官民挙げて誘致した全国大会を成功させた。公式の全国大会では初めて大洋化学(株)の全自動麻雀卓を全卓使用し、高い評価を得た。これらの実績から全国麻雀段位審査会などから独自の全国大会開催が提案され、市が今年度からの継続開催を決めた。自治体独自で全国大会を継続開催するのは初めて。
 第1回大会は、昨年9月24日に市立体育館で開かれ、全国26都道府県から選抜された9歳から93歳までの一般248人と、ゲストプロはMリーガーの内川幸太郎さん、本田朋広さん、日向藍子さん、二階堂亜樹さんとプロ雀士の大島麻美さん、水谷葵さん、木崎ゆうさん、加藤哲郎さんが参加し、半荘4回戦の総合得点でペアの順位を競った。
 会場には物産販売、市内観光、ふるさと納税の各コーナーを設置して御坊の魅力をPR。ねんりんピック、国民文化祭に続いてペアフェスタも成功させたことで「健康マージャンの聖地」を全国にPR、定着させていく下地は出来上がったが、空調設備のない市立体育館での夏開催について課題を残した。当日は大型冷風機を設置するなど暑さ対策を講じたが、酷暑で参加者から「暑かった」との意見が多かったという。
 開催時期は当初、全国麻雀段位審査会等は6月開催を提案していたが、年度当初から準備期間が短いため、見送った。秋は、ねんりんピックや国民文化祭など全国イベントがあるため、9月開催になったが、役員や参加者からの意見を受け、改めて開催時期を検討した結果、第2回大会は来年2月開催で進めることが内定した。市教委事務局は「開催時期は固定した方がいいので、参加者から不評でなければ2月開催で固定したい」と話している。
 誰でも参加できるペアフェスタは夫婦や親子で来る人が多く、北海道や東北、九州、沖縄など遠方の人もおり、複数の大会役員から「1日だけの開催ではもったいない」と、ねんりんピックや国民文化祭と同様に2日間開催で大会を充実させ、地域活性化に貢献しようとの意見が出ている。2日間開催にすれば、予算(5年度420万円)が約1・5倍必要になり、今後の検討課題となっている。


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