(左から)脇野君、岡本君、山本君の作品
県交通安全協会御坊支部(小松一也支部長)主催の令和6年度第39回日高地方交通安全ポスターコンクールの受賞者が決まった。最優秀賞(県知事賞)に、小学校低学年の部で脇野遥斗君(清流小3年)、高学年の部では山本理都君(印南小5年)が2年連続、中学校の部では岡本明樹君(印南中3年)が3年連続で選ばれた。小中学生が交通安全をテーマに描いた作品で、今年は飲酒運転やヘルメット着用、ながらスマホを題材にした作品があり、応募総数は前回の138点を上回る144点だった。
今年の144点のうち最優秀賞は各1点、優秀賞は小学校低学年と高学年の部が各3点、中学校は5点。佳作は低学年と同高学年の部で各3点、中学校は8点の計28点を選んだ。
脇野君は、ヘルメットを被って自転車に乗っている自分をモデルに描いた。「自転車に乗る時はいつもヘルメットを被っています。みんなにも被ってほしいです。ハンドルを描くのに工夫しました」と話した。
2年連続の最優秀賞の山本君は、登下校時にたまに見かける「ながらスマホ」がテーマ。「驚いている子どもの表情を工夫して描きました。少しでもながらスマホをする人が減ってくれれば」と警鐘を鳴らした。
岡本君は、日本史が好きで、交通安全と絡めたテーマに描き3連覇。今回は、自転車にまたがる鎧武者が、甲冑を締めることと、ヘルメットのあごひもを締めることに似せて描いた。「危ないので、自転車に乗る時はヘルメットを被り、必ずあごひもを締めてほしい」と呼びかけた。
入賞者は、28日午後1時30分から御坊商工会館で開く、令和6年度交通安全功労者・優良運転者等表彰式で表彰される。
優秀、佳作作品の入賞者は次のみなさん。
【優秀賞】小学校低学年=戸田泉(和田小1年)前田結理(同)永尾優太(清流小3年)▼同高学年=石橋里咲子(湯川小5年)弓倉悠暉(印南小4年)川口紗来(清流小4年)▼中学校=今北結那(美山中1年)田村結茉(同2年)内匠柚希(清流中1年)北村真優(印南中1年)浦森結萌(同3年)
【佳作】小学校低学年=田口亜鳳(和田小1年)前田紗弥(同3年)廣原瑞起(清流小3年)▼同高学年の部=𠮷川優李(印南小4年)西河杏珠(清流小4年)榎本楓(切目小4年)▼中学校=肥田斐織(印南中1年)玉井蒼祐(同2年)井川侑人(同3年)岡室天花(同)片山瑞都(同)坂口七星(同)森本和樹(同)吉野友菜(同)。
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