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日高町・産湯海水浴場が7月9日に海開き 〈2023年6月29日〉

2023年06月29日 08時30分00秒 | 記事


遠浅のきれいな海で知られる産湯海水浴場


 日高町は7月9日、産湯海水浴場の海の家で海開き式を行う。観光資源である同浴場を盛り上げ、海開きで子どもらに楽しんでもらいたいと、コロナ禍で開催できていなかった宝探し大会を4年ぶりに企画。県の水質調査結果で「適」の中でも水質が最も良いAA評価で、関係者は「ゆっくりと産湯の魅力を感じてもらえたら」としている。

 同海水浴場には、例年、2万人程度が訪れ、京阪神など他府県からの来場者が多い。観光振興にさらに力を入れようと、平成28年から海開き式を引き続き町が主催し、宝探し大会も企画。コロナ禍で昨年は、3年ぶりとなった産湯海水浴場海開きで、期間を少し短くしたり、イベントを催さず、感染症対策を施すなど配慮した運営を強いられた中で、1万8100人が来場し、令和元年シーズン(1万8900人)とほぼ同じだった。
 今年の海開き式典は午前9時から、産湯八幡神社の若田正孝宮司が神事を行い、出席者が期間中の無事、安全を祈願。松本秀司町長のあいさつや関係者でのテープカットなどを行う。今年は、好評だった宝探し大会を久々に計画。中学生以下限定とし、午前8時から海の家横の海水浴場駐車場内で先着150人に、1枚につき1人参加できる整理券を配布する。
 午前10時から開始し、景品引き換え11時までとして実施。海水浴場砂浜の約50平方メートルを区画し、予め番号を書いた紙を入れたカプセルを埋め込んでおき、参加者に探してもらう。カプセルの番号と引換に、海の家で使えるアイス券や500円券、駄菓子など景品を渡す。
 去る5月11日に県が行った県下の海水浴場の水質調査では、産湯海水浴場は1メートル以上透き通っている「全透」の状態で、ふん便性大腸菌郡数が不検出などとする水質AA。遠浅で約1キロにもわたって続く、きれいな白砂の浜は中紀でも随一の規模の海水浴場。関西でも屈指の美しい海水で家族連れに人気のスポットになっており、町は「ゆっくりと自然の良さを体感してもらえるのが特徴」としている。
 産湯海水浴場の開設期間は8月20日まで。営業時間は午前9時から午後5時まで。期間中はサーフィン、水上オートバイ等の利用禁止、火気厳禁、トラブル防止のため、ペット連れ込みも禁止とする。
 海の家は9日に開店し、海水浴客が水着のまま訪れて飲食できるほか、横にはシャワー室も設けられている。海水浴場の利用料金は無料。駐車料金は普通車で1000円が必要で、バスは別途料金。町民は、平日の海の家側の駐車場料金は無料だが、今年から村崎荘近くの駐車場も無料となる。
 詳しい問い合わせは町企画まちづくり課(電話63・3806)へ。


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