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県議選きょう(9日)投開票 御坊市区、一騎打ち決着へ 〈2023年4月9日〉

2023年04月09日 08時30分00秒 | 記事


投票所の準備も万全


 統一地方選前半の県議選は、きょう9日が投票日。4年前と同じ顔ぶれの保革一騎打ちとなった御坊市選挙区(定数1)は、午前7時から午後6時まで市内30カ所の投票所で投票を行い、即日開票される。最後までもつれる接戦のまま投票日を迎えたと見られ、有権者の審判が注目される。順調に開票作業が進めば午後9時ごろ結果が判明する。3月30日現在の有権者数は1万8949人(男8968・女9981)。

 市選挙区は、届け出順に自民党前職の中村裕一氏(63)=熊野、当選8回=と、共産党現職の楠本文郎氏(68)=塩屋町南塩屋、当選1回=が保守票、浮動票をめぐり、し烈な票取り合戦を繰り広げた。前回は楠本氏6193票、中村氏5946票と、わずか247票差で決着。4年の時を経て中村氏が雪辱を果たし返り咲くか。楠本氏が連勝して再選を果たすか。
 中村陣営は8期32年間の実績や経験、実現力、国や県との太いパイプを前面に「市民の願いを実現できるのは自民党の中村裕一だけ」と訴え、楠本陣営は「現場の声を県政に届ける」をキャッチフレーズに市議9期35年間と県議4年間の実績や実行力、政策、県政への熱い思いを訴えた。
 開票作業は、午後8時から市立体育館で始まり、8時30分に第1回速報、その後は30分おきに発表。4年前は2回目発表の午後9時に両氏の最終得票数を発表しており、今回も順調に開票作業が進めば午後9時ごろ結果が判明する。
 前回投票率は62・53%。今回は両陣営ともに前回投票に行かなかった人への働きかけに力を入れ、投票率アップへの期待感がある一方、期日前投票は1月の市議選4241人に届かないと見られ、前回並の投票率になるのではとの見方もあり、両陣営、選管は「棄権することなく投票を」と呼びかけている。
 市選管は、投票を翌日に控えた8日、市役所で投票管理者の事務説明会を開き、終了後に管理者らが30カ所の投票所に投票箱を置き、候補者名の紙を貼るなど準備作業を済ませた。


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