印南町選挙管理委員会(楠本勝彦委員長)は13日、町役場で臨時会を開き、任期満了(令和6年2月23日)に伴う町長選挙の日程を協議し、2月6日告示、11日投票(即日開票)で執行することを決めた。現時点で出馬を表明しているのは現職の日裏勝己氏(72)=皆瀬川、3期目=だけ。告示まで3カ月を切り、前回に続く無投票の公算が大きくなっている。
日裏氏は9月議会で進退を問う前田憲男議員の一般質問に答える形で「次期町長選挙に立候補し、町民に信を問う覚悟を固めた」と4選出馬を表明。4期目に向けての公約作りを進めており、年明けにも公約を発表する考えだ。
日裏氏は、町議を辞職して臨んだ平成24年1月29日執行の町長選で現職を破って初当選。平成28年2月7日執行の町長選では新人を退け再選。令和2年の前回は無投票で3選を果たした。
今のところ他に表だって擁立の動きも見られず前回に続く無投票決着の公算が大きくなっている。
日裏町長の初出馬時、前々回の新人も出馬表明は12月に入ってからだったこともあり、日程が決まったことで今後、動きが出てくることも考えられ、選挙戦突入の可能性もある。
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