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宮子姫みなとフェスタ(御坊市)に1万7000人 〈2018年10月16日〉

2018年10月16日 08時30分00秒 | 記事

時代行列で笑顔を振りまく宮子姫

お笑いステージを盛り上げた2700


 御坊市の「宮子姫みなとフェスタ」は14日、日高港で開き、秋晴れの好天に恵まれ、家族連れら1万7000人(主催者発表)が来場した。約1300年前の天平時代(奈良時代後期)の衣装を身につけた宮子姫時代行列、吉本芸人による「よしもとお笑いステージ」が人気を集めたほか、ステージ発表や物産展など各種イベントを行い、にぎわった。
 
 時代行列は第7代宮子姫の野口美晴さん(21)=御坊市湯川町財部、きのくに信用金庫御坊営業部=と、弓場蝶乃さん(21)=由良町里、JA紀州名田支店=が昨年新調した豪華な衣装を身にまとい、女官や男官役の塩屋小児童、河南中生徒と一緒に会場内を練り歩き、笑顔を振りまいた。和歌山県住みます芸人のわんだーらんどが藤原不比等役、粟田真人役を務め、行列を盛り上げた。
 エアロバティックショーの代わりに昨年から始めた「よしもとお笑いステージ」は「右ヒジ、左ヒジ~」などリズム系のネタでブレークした「2700」をはじめ、地元出身のまことフィッシングがコンビを組む「わんだーらんど」、地元出身の石倉智喜さんがコンビを組む「マドンナ。」、漫才大道芸の「ビコーン!」の4組が出演。それぞれに持ちネタや地元ネタを披露し、観客を楽しませた。
 岸壁では国交省近畿地方整備局の海洋環境船「海和歌丸」が寄港し、家族連れが船内見学会を楽しんだ。
 メーンステージはオープニングセレモニーに続き、ステキ体操GO!GO!GOBO、市民吹奏楽団の演奏、南塩屋若中有志の四つ太鼓や獅子舞、日舞清姫会の宮子姫音頭・日高川踊り、ハレ45スタジオのハワイアンフラ、夢屋舞組など3連のよさこい踊り、市観光協会PR大使・にしゆきさんのコンサート、天音太鼓保存会の演奏、MARUCHANSのアコースティックライブがあった。
 テント会場は市内外から44店舗・団体が地元の物産・飲食物販売や各種展示などを行い、にぎわった。パートナーシティ協定を結んでいる徳島県阿南市も出展した。


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