Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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小物部品の製作と最終組み立て

2016-04-05 19:38:06 | いすゞ117Coupe
今日は朝から大変良い天気でして、こんな天気ですと春を感じますね。
しかし、天気が良いと芝生の中の雑草が勢いよく育ってきまして非常にみっともない事にもなります・・・なのでこんな天気の時には芝生の雑草を何とかしたい気持ちになります。
まだ芝生はほとんど生えていないのですが昨年末までに少しだけ伸びたままになって枯れている芝生と雑草を一掃する為に一度芝刈りを行なっています。
10日程前に芝生に効かない除草剤をまきまして雑草を弱らせてありますのでこのタイミングで芝生とブルーベリーやバラの仕切りの部分を草刈り機で刈りました。かなり時間がかかりましたがこれでいつでも芝刈り機がかけられます・・・と簡単に書きますがこれだって最低でも半日はかかりますからね~結構大変なんですよ(笑)
まあ綺麗な芝生は御客様の心を穏やかにしますからね~当店の大切なポイントなんですよ。

さて製作を始めましょう
今日も117クーペですよ、やり始めると次の行程が気になってしまってある程度区切りがつくまでやってしまう悪い癖が出ていますね。
本日作り始めたのはマイナスのネジの様な部品です
これはネジでは有りません良く見ますとネジが切ってないのがわかりますね。

最初の画像の物は旋盤で削っただけですので角の部分がキッチリと出ていますね
上の角の部分を丸く削ります
角を落として丸くします・・・
ちなみに中央の細くなった部分は0.4mmの太さで頭は1.5mm程です。

次はマイナスの頭に部分に0.5mmの洋白線をハンダ付けしますが付ける前に先端を潰して0.4mmの穴をあけておきます。
ハンダ付けをするまでは持ち手として洋白線は長いままにしておく方が良いですよ。
短いと持ち手が無くてハンダ付けが難しくなりますからね。これでこの部品が何か想像がつきましたでしょうか?

実車のカタログの写真を見て下さい
ステアリングの下側レギュレーターハンドルが写っていますね、これなんですよ。
写りの良い写真がなかなか無いのでこんな感じにしたいんですよね・・・。

バフをかけて磨いています
実車はメッキですので真鍮で作ってメッキをかける方法も有りますが、洋白で作ってバフをかけてもこの大きさならシャープで良い物になりますよ。

レギュレーターハンドルのグリップ部分を取り付けました
この部品は0.4mmの洋白線とアルミパイプを接着してリューターで回しながら削った物です
水滴型に近い形状に削っています。
若い方はレギュレーターハンドルなどご覧になった事が無いでしょう・・・ほとんどはパワーウインドウですからね。

グリップ部分はブラックで塗装をしました
塗装前にプライマーを筆でチョコチョコッと塗っておくと剥がれる恐れが少なくなります。

ドアの内装にレギュレーターハンドルを取り付けました
そうそう、余談ですが実車のマニュアルにはこのハンドルの取り付け角度まで表示されているのをご存知でしょうか?
通常は閉めた状態で斜め前か後ろに45°になる様に取り付けるのが正しい様ですよ。
まあもっとも車種によって違いますけどね。
実車では足に当たらない様にとか力を入れやすい角度になっている様ですよ。

次はボディ塗装です
と言ってもボディカラーでは無くルーフの周りに付いているステンレスかメッキのモールの部分なのです。
実車では別部品になっていますが模型では別部品にしますと面一な感じが出せないと思いますのでここは塗装で表現します。
使った塗料はクレオスのメッキシルバーネクストです、これでも十分に質感が良いですね、実車もクロームメッキの様なピカピカでは無くステンレスの様な光り方なのですよね。
この塗料はオーバーコートをしますと光り方が鈍くなります、まあ塗膜が上を覆う訳ですからどんな物でもそうなのです。
例えばメッキ塗料を溶かさないエナメルや水性アクリルのクリアーを一度塗っておいてからラッカーやウレタンのクリアーでオーバーコートする方法も有りますがやはり光り方は鈍くなります。

ボディのメッキ部分の塗装が終わりましたので
ここで内装の仮組を検討致します
ドアの内装はボディの内側に付けた方が良いのかそれともシートの両側に取り付けてバスタブ型にしてから取り付けた方が良いのか検討しました。
今回はボディの内側に接着した方が良い様ですね・・・。

マフラーを作ります
ハンドメイドの初期型ではマフラーから出て来るパイプは2本出しになっていますが中期以降の排ガス対策をした車では1本出しになっています。
まあこれは役所を刺激したくなかったメーカーの配慮なのかもしれませんが、その時代の車では1本出しばかりでしたね~。
出口の部分は2/3程をバフ掛けしてピカピカにしておきましてクリアーをコートしておきます、その後サイレンサー側の1/3を残してマスキングしてブラックに塗っておきます。
模型ではシルバーだったのですが当時の車はマフラーがフラットブラックで塗られている例が多いのでこれで良いと思います。

ダッシュボードはまだ付けられていませんが内装を入れてみますとこんな感じになります。
なかなか良い感じですね。


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