Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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250TR・・・まず2台納品完了しました

2014-09-01 19:40:40 | Vincent Black Shadow
昨日は日帰りで上京し250TRを2台納品させて頂きました。
日帰りという事は朝の出発が早いという事でして・・・
朝4時半に起床・・・まだ外は真っ暗です、夜が明けるのがこんなに遅くなっていたなんて気が付きませんでした、まあ時期から言えば当然なんですがね。
5時半頃に電車に乗ってしばらく外を眺めていましたが伯耆富士と呼ばれる鳥取県の大山からの日の出ですね・・・これはこれで奇麗でしたね~。
電車の窓から写していますので少しブレていますが・・・

そして私が新幹線に乗る場合に密かに楽しみにしているのが富士山です。
季節によって天候によって・・・その上時間によって色々な表情を見せてくれますよ、今日は残念ながら雲がかかっていましたね。
しかし雄大できれいな形の山ですよね~。
似た様な形状に見える山は大山を含めて全国に沢山有るのですがどこから見ても奇麗なのは富士山だけでしょうね~と私は思います。


納品の後某ショップに立ち寄りまして社長さんと打ち合わせをしました。
一通り話しが終わってから製作中の1/18のビンセントの件になりまして、一言『ビンセントのタイヤは意外と細い』と言う一言でした。
また1/9のビンセントブラックシャドウも見せて頂き・・・心の中ではこれが作りたかったな~と呟いたのでした(笑)
帰りには資料本も2冊も貸せて頂きまして帰路につきました。
自宅に帰ったのは日付が変わった後でしたので如何に東京は遠いのかよく分りますね。
帰ってからも体はクタクタですがなかなか寝付けずに2時過ぎまで眠れませんでした、その上今日は通常営業なのでいつもの様に起床・・・あ”~眠たい!!

さて眠たいのは午後になっても変わらないのですが製作開始とゆきましょう。
昨日貸せて頂いた資料本をじっくりと拝見しますとやはり問題点が見えて来ますね。

まずは社長の言われたタイヤの問題です。
確かにこのバイクは意外とタイヤが細いですね、今使っているのは1/18の鉄馬シリーズのカワサキZシリーズのタイヤなので車格から言えば1000ccのビンセントのタイヤからすれば全く的を外れていると言う事はないのですがビンセントは古いバイクなので意外にタイヤが細くても不思議じゃないですね。
フロントはまだマシ!?なのでリアを検討してみます。
他に持っているタイヤはソリドのノートンのリアタイヤです、これは幅も直径も少し小さいのでこれに替えてみました。
これが今考えられる中で一番良い選択ではないかと思われます。
リアホイールの幅を少し詰めてノートンのタイヤを組み合わせました・・・この作業は残念ながら写真が有りません、疲れから注意散漫で取り忘れました。

次はシートの高さですね。
タンクの後ろのシートが付く高さはこのキットの構造上簡単に低くする事が出来ません、その固定用のステーを切ってピンに打ち変えれば何とかなりそうです。問題は後ろですね・・・
後ろはシートの下のラインが仮組台と平行になる様にした場合リアフェンダーの上面と同じ高さになる様にしたいのです・・・この位置で固定する方法がなかなか難しいですね。

そんなシートの高さを考える前にシート下側のカバーとシート本体の隙間がメチャメチャでして何でこんな部品になっているのか不思議な位大きな隙間が有ります。
その隙間を真鍮板で埋めて整形します。

同時にこのシート下側のカバーとシート本体のリアフェンダーを逃げる凹みの部分蜷にも蓋が無くて穴が開きっぱなしなんですね、ここにも真鍮板で蓋をしておきましょう。

キットの部品ではこのシートの後ろ側を支えるステーがメタル鋳造品にメッキをかけた物で準備されているのですが少し太く形状もかなり甘い・・・
なので真鍮削り出し部品と真鍮線を使って作り直しましょう。

円形の部分には貫通で穴が空いていましてそこに真鍮線を通しております。

シートの高さを調節するネジをねじ込む為に真鍮パイプをハンダ付けします。

実際にフレームにこの部品を付けてみました、まだ高さを調整するハンドルを作っていないので付けられませんがなかなか良い感じでは無いかと思います。

ただ問題点は有ります、そのままですとキットの部品に長さを合わせてしまった為に少し短くシートの下面が後ろ下がりになってしまいます。

ステーの上側に少し細工をしてやるとちょうどよい高さになりました。

いつもは車を作っていますのでバイクはなかなか作り難い、と言うかこのビンセントブラックシャドウは古いバイクなので私の知っている年代のバイクの構造と全く違いますのでその構造を理解しながら部品を作らないとどうも嘘くさい仕上がりになってしまいそうで・・・慎重に作業をしています。

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